
ウィリアムズ、2026年プレシーズンテストのカラーリングをファン投票で決定
ウィリアムズ・レーシングは、2026年マシンの重要なプレシーズンテストデビューに使用するカラーリングを、世界中のファン基盤の投票で決定する。チームはブルーをテーマにした6つの異なるデザインからFW48のカラーリングを選ぶ投票を開始。選ばれたデザインは、アレックス・アルボンとカルロス・サインツが、今月1月にバルセロナで行われる新世代マシンの最初の公式走行でドライブする予定であり、これは数十年で最も重要なF1のレギュレーション時代をファン主導で始める象徴的な取り組みとなる。
なぜ重要なのか:
この動きは単なるペイントジョブの投票以上のものであり、躍進中のチームによる戦略的なエンゲージメント施策である。2025年に2016年以来最高のコンストラクターズ選手権成績を収めたウィリアムズは、新たな勢いを利用してサポーターとの絆を深めている。新時代のマシンの最初のビジュアルアイデンティティにファンが直接関与できるようにすることは、チームが競争力回復への旅に観客を連れていくという公言された使命を象徴している。
詳細:
投票プロセスは12月9日に開始され、チームの公式ウェブサイトで1週間実施される。6つのデザインオプションはすべて、チームの象徴的なブルーの伝統に忠実でありながら、明確な解釈を提供する:
- 3つのデザインは、ウィリアムズの現代化された「Forward W」ロゴを中心に構築された、大胆で破壊的な「ダズル」迷彩パターンを特徴としている。
- 他の3つの提案は、チームのクラシックなブルーのパレットを、より伝統的なソリッドカラーで解釈したものとなっている。 選ばれたカラーリングは、ホイールトゥホイールレーシングを改善するために設計された、より短く軽いマシンを義務付ける新しい2026年技術規定に挑戦するFW48を飾ることになる。
全体像:
このキャンペーンは、グローブを本拠地とするチームによる一連のファン中心の取り組みの最新例である。これは、14万件以上のファンメッセージをチームのアイデンティティに組み込んだ成功した「Driven By Words」プロジェクトや、2023年に世界中で選ばれた「Bolder than Bold」カラーリングに続くものだ。チーム代表のジェームズ・ボウルズは、この投票を、ウィリアムズブルーを身にまとった増え続ける観客を見ることに見いだされる喜びの自然な延長であると位置付けた。アルボンとサインツの両ドライバーがこのキャンペーンを支持しており、アルボンは特に、チームを前進させる原動力となるファンの「信じられないほどの情熱」に言及した。
今後の展開:
ウィリアムズは12月中に選ばれたデザインを発表する予定。ファンが選んだ色をまとったFW48は、その後1月にカタルーニャ・サーキットでトラックデビューを果たす。チームはその後、2月にバーレーンでさらに2回のプレシーズンテストを行い、2026年レギュレーションの競争時代が3月8日のシーズン開幕戦オーストラリアGPで正式に始まる。
元の記事 :https://speedcafe.com/f1-news-2025-williams-livery-fan-vote-testing-regulations-...





