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F1、24戦に限定されたカレンダーが新規開催地の参入障壁に…複数年契約が必須条件に

F1、24戦に限定されたカレンダーが新規開催地の参入障壁に…複数年契約が必須条件に

要約
F1カレンダーが24戦に固定され、新規開催地の参入が困難に。リバティ・メディアCEOは財政的持続性と複数年契約を強調し、インフラ投資は長期契約に依存すると説明。既存開催地の契約延長が優先され、新規レース追加は限定的な見通し。

F1のレースカレンダーは24戦に制限されている。スポーツの人気が急上昇する中、新たなグランプリ開催権を獲得するためには、財政的に持続可能な複数年契約の約束が必要だと、リバティ・メディアCEOのステファノ・ドメニカリが警告している。

なぜ重要なのか:

固定されたカレンダーは、リバティ・メディアに予測可能な収益をもたらし、開催都市が新しいパドック、ホテル、交通機関の建設コストを10年以上にわたって分散させることを可能にする。長期契約がなければ、単発イベントに公的資金が浪費される可能性がある。

詳細:

  • 24戦という制限は、ごく少数の枠しか利用できないことを意味し、すべての新規開催提案は激しい入札競争に変わる。
  • インド(2027年)と南アフリカからの時期尚早な発表は、F1運営陣によって非現実的として退けられた。
  • 長期契約が標準となっている:オーストリアのレッドブル・リングは2041年まで確保。メルボルン、マドリード、バーレーン、モントリオールはすべて少なくとも2032年まで契約済み。
  • ドメニカリは、プロモーターが持続可能なファンベースと商業市場を証明しなければならないと強調。単年の人気急上昇だけでは不十分だ。
  • インフラ投資は契約期間と連動している:マイアミの新ホスピタリティゾーン、オーストラリアのパドック再建、オースティンの施設アップグレードは、すべて10年契約によって正当化されている。
  • タイ(バンコク市街地レース)や韓国(仁川)のような新興市場は堅実な財政計画を提示しているが、政治的なスケジュールや選挙により最終決定が遅れている。
  • ヨーロッパのカレンダーは依然として圧力にさらされており、バルセロナ、ベルギー、オランダGPは財政的リスクに直面し、シルバーストン、モンツァ、モナコでの契約延長を促している。

今後の展開:

F1は既存開催地の契約を延長し続ける一方、現在の契約が満了する場合にのみ新規レースを追加する。メキシコの2028年更新により1枠が空く可能性がある。また、シリーズは大西洋横断貨物を削減しCO₂目標を達成するためカレンダーを微調整する予定で、提案されているカナダとマイアミの順序入れ替えがその一例である。

元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/whats-behind-f1s-long-term-push-to-fill-its-2...

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