
オーストリアGP:アントネリがメルセデスのワンツーを牽引、フェルスタッペンとノリスはメカニカルトラブルに苦戦
メルセデスがオーストリアグランプリのフリー走行1回目(FP1)で、キミ・アントネリを筆頭にワンツーを飾り、強烈な先制パンチを打ち込みました。シルバーアローズが完璧な走行を見せた一方で、レッドブルとマクラーンはマックス・フェルスタッペンとランド・ノリスがメカニカルトラブルに見舞われ、悪夢のようなスタートとなりました。
Why it matters:
メルセデスと他チームの差は歴然としており、最終的に3位となったフェルスタッペンに対し、アントネリは1秒以上の差をつけて独走しました。レッドブルは今季最大級の攻撃的なアップデートを導入してきましたが、得られたのはパフォーマンス向上ではなく、アンチストールやクラッチの不具合という課題でした。また、路面温度が49度という酷暑の中、ノリスは油圧漏れの疑いで走行時間を大幅にロスし、マクラーンにとって極めて重要なデータ収集の機会を逃しました。
The details:
- アントネリはソフトタイヤで1分07秒796をマークし、ジョージ・ラッセルをわずか0.1秒以上の差で抑えてトップに立ちました。
- フェルスタッペンのマシンはピットレーンでアンチストールが頻発し、貴重な走行時間を浪費。コース復帰後もグリップ不足とタイヤのオーバーヒートに悩み、3位に終わりました。
- アイザック・ハジャーもトラブルに見舞われ、グリーンライト点灯後に車両をリフトから降ろす作業が発生したため、セッションへの合流が遅れました。
- ノリスは油圧漏れの箇所を特定するまでガレージに留まり、短い走行を試みたものの、ソフトタイヤでのアタックラップを途中で断念しました。
- オスカー・ピアストリは、ブレーキペダルの挙動が不安定だったにもかかわらず、ミディアムタイヤでベンチマークに0.12秒差まで迫る好タイムを記録し、チームの救いとなりました。
- セッション終盤、セルジオ・ペレスが1コーナーでパワーユニット系の問題により停止し、レッドフラッグが振られたため、走行は早期に終了しました。
What's next:
レッドブルは予選までに、フェルスタッペンとハジャー両車のアンチストール問題を解決するという至上命題を抱えています。マクラーンは、ノリスの残り少ない練習時間の中で新型リアウイングを検証しきる必要があります。一方、W17がどちらのコンパウンドでも高い適応力を見せており、この酷暑の中でも好調を維持できれば、メルセデスが今週末を完全に支配することになりそうです。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/austrian-gp-mercedes-top-fp1-norris-and-verstappen...






