
アストンマーティン、フェラーリの元スポンサー「セルシウス」と2026年F1パートナーシップを締結
アストンマーティンは、2026年フォーミュラ1シーズンを前に、ライバルであるフェラーリの元スポンサーだったエナジードリンクブランド「セルシウス(Celsius)」と複数年のパートナーシップを確保しました。この契約は、同ブランドがF1における主要な提携先をマラネッロからシルバーストーンへと移す、商業的に重要な変化を示すものです。
なぜ重要なのか:
トップチーム間のスポンサー移動は、F1における商業的動向を測る重要な指標です。セルシウスが確固たる歴史を持つフェラーリから、野心を持って急成長中のアストンマーティンへ移ったことは、英国チームのプロジェクトとマーケティング可能性に対する信頼の表れです。アストンマーティンにとっては、トップチーム出身のスポンサーを獲得することで、チャンピオンシップ争いに向けて構築中の商業ポートフォリオを強化する契機となります。
詳細:
- セルシウスは当初、2023年アメリカグランプリでフェラーリと提携し、その後2024年と2025年シーズンのための2年契約を締結していました。
- 同ブランドは、フェラーリドライバーのシャルル・ルクレールとの個人スポンサー契約も結んでおり、これはチーム契約とともに終了したと見られています。
- アストンマーティンは、セルシウスを新たなグローバルエナジードリンクパートナーとして正式に発表し、同ブランドをチームの「I / AM」ファンエンゲージメントプログラムに結び付けました。
- このパートナーシップは、2026年シーズン開幕戦となるオーストラリアグランプリで共同主催する「ランクラブ(Run Club)」イベントで開始され、サーキットやランドマークにインスパイアされたファンランニングセグメントを予定しています。
- この契約は、ペプシコが2022年にセルシウスへ5億5000万ドル(株式の8.5%)を投資した大規模な出資に続くものです。
全体像:
セルシウスは、F1を超えて、メジャーリーグサッカー(2026年まで)やプロフェッショナルファイターズリーグへのスポンサーシップ、サッカー選手のデクラン・ライスなどのアスリートとの契約を通じて、スポーツマーケティング分野を積極的に拡大してきました。アストンマーティンへの移行は、明確な成長軌道にあるチームとの戦略的連携を意味し、「LIVE FIT」キャンペーンのためのダイナミックなプラットフォームを提供します。アストンマーティンにとって、アラムコのようなタイトルパートナーに取って代わることは難しいでしょうが、セルシウスのような評判の良いブランドを追加することは、長期的な2026年プロジェクトのための商業的基盤を強化します。
今後の展開:
注目点は、セルシウスが2026年シーズンを通じてパートナーシップをどのように活性化するか、そしてルクレールとの契約空白を埋めるために、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールのいずれかと個人契約に拡大するかどうかに集中するでしょう。この協業は、アストンマーティンが伝統的な車両ブランディング以外にも、ファンエンゲージメントプログラムを活用してパートナーに価値を効果的に提供できるかどうかの試金石となるでしょう。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/aston-martin-celsius-ferrari-charles-leclerc-f1-20...





