
アントネリがオーストリアGP練習走行でトップ、メルセデスが金曜日のセッションを支配
メルセデスのキミ・アントネリが、オーストリアGPの金曜日に行われた2つのセッションで共にトップを記録しました。ロングランのペースにおいてもチームメイトのジョージ・ラッセルを上回り、圧倒的な存在感を示しています。シルバーアローズが盤石の体制を築く一方で、アップグレードを導入したフェラーリとマクラーレンは、思うような結果を出せずに苦戦しています。
Why it matters:
メルセデスがシュピールベルクで明確な本命としての地位を確立した一方で、ライバルチームはその差を埋めることができませんでした。フェラーリは新型パワーユニットを投入したもののペース不足に陥り、マクラーレンは再びタイヤデグラデーションの問題に直面しています。猛暑の影響でマルチストップ戦略が予想される中、金曜日の順位が日曜日の決勝レースの行方を左右することになりそうです。
The details:
- メルセデスの基準: アントネリとラッセルはロングランでラップあたりわずか0.06秒差という極めて僅差のタイムを刻み、タイヤの性能低下もラップあたり約0.1秒に抑えました。
- フェラーリの混迷: アップグレードの効果が見えず、苦戦を強いられました。ルイス・ハミルトンはFP2で0.597秒遅れ、ロングランでは0.51秒の差をつけられました。シャルル・ルクレールはFP1でディノ・ベガノビッチにマシンを譲った後、ほぼ1秒近い差をつけられています。
- マクラーレンの再来: バルセロナでの苦い経験が繰り返されました。オスカー・ピアストリはデグラデーションによりラップあたり0.50秒を喪失し、ランド・ノリスもロングランで0.21秒の遅れを取りました。
- レッドブルの停滞: アップグレードによる突破口は見出せませんでした。マックス・フェルスタッペンは予選仕様で0.550秒、ロングランで0.27秒遅れ、チームとしては最高でも3番手の位置に留まりました。
- 中堅グループ: アウディのニコ・ヒュルケンベルグが首位と0.80秒差でミッドフィールドをリード。ウィリアムズとアストンマーティンは大きく出遅れています。
- ピレリの分析: ダリオ・マッラフシェ・モータースポーツディレクターは、全車でラップあたり約0.2秒のデグラデーションが発生しており、2ストップが最低限の想定になると認めています。
What's next:
各チームには、予選前にセットアップを修正するための時間が限られています。フェラーリはパワーユニットとシャシーのどちらに原因があるのかを特定する必要があり、マクラーレンはタイヤへの攻撃性を抑える策を講じなければなりません。土曜日の午前中が、メルセデスの勢いを止められるチームが現れるかどうかの正念場となるでしょう。
元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/kimi-antonelli-leads-austrian-gp-long-runs-as...





