
アントネッリ、バルセロナDNFの原因を明かす。メルセデスはオーストリアGPで信頼性改善へ
キミ・アントネッリは、バルセロナ・グランプリでリタイアに追い込まれたバッテリー不具合の原因が、特定部品の急激な温度上昇であったことを明らかにしました。これを受け、メルセデスはオーストリアGPから信頼性向上のための修正を導入します。アントネッリはシュピールベルクでアップデートされたバッテリーパック搭載の新パワーユニットを使用し、マイアミやモントリオールで貴重なポイントを失わせた再発性の故障解決に乗り出します。
Why it matters:
チャンピオンシップ争いに踏みとどまるには、これ以上のリタイアは許されません。フェラーリやレッドブルの猛追がある中、1ポイントの重みが増しており、パワーユニットの信頼性低下はタイトル獲得への野心を脅かす致命的な弱点となっています。トト・ヴォルフ代表も、こうした不具合の即時解消を強く求めています。
The details:
- アントネネリは、バルセロナでの故障が単なる外気温の影響ではないと説明しました。特定部品の急激な温度スパイクがバッテリーのグリッチを誘発しており、これは気温が低かったカナダでのラッセル車の事例と同様の傾向にあります。
- メルセデスはバッテリーパックにソフトウェア更新と軽微なハードウェア調整を適用しました。これらは定常的な信頼性修正であり、別プロジェクトであるADUO 2026エンジンとは無関係です。
- 戦略面では、バルセロナでの2ストップ戦略を正当化。シミュレーションでは、クリーンエアーの状態であれば3ストップよりもわずかに速い結果が出ていたとのことです。
- ヴォルフ代表は明確なチームオーダーの指針を提示しました。ライバルの圧力を受けている状況でドライバー同士が競う場合は、より速い車両を優先します。外部の脅威がない場合は、モントリオール戦のように自由なレースを認めます。
What's next:
サマーブレイク前の5週間で4戦という極めて重要な局面を迎えます。アントネッリは、低グリップの古い路面に苦戦したバルセロナよりも、レッドブル・リングのようなサーキットの方がW16に適合すると考えています。また、新パワーユニットは、高地でパワーを要求されるオーストリアのレイアウトにおいて大きな武器となるはずです。
元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/mercedes-to-introduce-f1-engine-fixes-in-aust...





