
アロンソ、シンガポールGP FP1トップも疑問符残る
シンガポールGP FP1:アロンソがトップも、実力は未知数
フェルナンド・アロンソがシンガポールGPの初プラクティスセッション(FP1)でサプライズのトップタイムを記録しましたが、独特なコンディションのため、午後のセッションとは異なる結果となる可能性が高いです。シャルル・ルクレールが2位、マックス・フェルスタッペンが3位につけました。
なぜ重要か:
どのセッションであれトップタイムは士気を高めるものですが、シンガポールGPのFP1は、高い路面温度と早い開始時間という特性から、レースペースを正確に測ることは滅多にありません。チームはこうした特殊な条件下でデータ収集やコンポーネントテストに注力するため、アロンソのトップタイムがアストンマーティンにとって圧倒的な週末を意味するとは限りません。
詳細:
- 序盤の走行: 路面温度が36℃に達する中、シャルル・ルクレールを含むドライバーたちはクーリングベストを試す姿が見られました。マックス・フェルスタッペンは当初1:35.501でトップタイムを記録しました。
- アルボンのブレーキ火災: アレックス・アルボンはウィリアムズで深刻なブレーキ火災に見舞われ、ピットに戻ることを余儀なくされました。彼の右リアと左リアのブレーキが発火し、セッション序盤での走行を断念しました。ウィリアムズは後に「リアブレーキハードウェアの問題」と発表し、FP2での解決に自信を示しています。
- 順位の変動: ルイス・ハミルトンが一時1:33.927でトップに立ちましたが、その後カルロス・サインツ、オスカー・ピアストリ、ランド・ノリスが次々とトップタイムを更新しました。ノリスはハードタイヤで1:32.493を記録し、最速となりました。
- ソフトタイヤでのアタック: シャルル・ルクレールがソフトタイヤで最初に1:31.266というタイムを記録し、フェルスタッペンを0.1秒上回りました。ピアストリも壁に軽い接触がありました。
- アロンソの終盤の猛攻: セッション終盤の10分間、ソフトタイヤを装着したフェルナンド・アロンソが1:31.116という最速タイムをマークし、ルクレールに0.214秒差をつけてトップとなりました。
行間の意味:
FP1は、純粋な速さよりも、厳しい条件下でのタイヤの摩耗、冷却戦略、空力バランスの理解に重点が置かれることが一般的です。シンガポール特有の高温と刻々と変化するトラック状況を考慮すると、チームはラップタイムよりもデータ収集を優先するでしょう。アロンソのパフォーマンスは力強いものですが、こうした状況を踏まえて評価すべきです。真のペースの試金石となるのは、FP2、そして特に予選となるでしょう。
今後の展望:
チームはFP1のデータを分析し、より代表的なナイトコンディションで行われるFP2に向けて調整を行います。アルボンのブレーキ問題のような課題の解決は、極めて重要となるでしょう。シンガポールGPの真の勢力図は、チームが予選とレースに向けてセットアップを微調整していく、後のプラクティスセッションで明らかになり始めるはずです。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/singapore-grand-prix-2025-fp1-report






