
メルセデス、アントネリとラッセルのリタイアを招いたバッテリー問題の原因を特定
メルセデスは、2026年シーズンを悩ませていたバッテリー故障の問題を克服したことに自信を見せています。ジェームス・アリソン技術責任者は、ジョージ・ラッセルとキミ・アントネリがリードしていたにもかかわらずリタイアに追い込まれたパワーユニット問題の根本原因を特定したことを明らかにしました。
Why it matters:
激戦が続く今シーズン、相次ぐリタイアはチャンピオンシップにおける極めて重要なポイントの喪失を意味します。ラッセルはモントリオールでW17がシャットダウンし、勝利のチャンスを逃しました。また、アントネリはバルセロナでチームメイトを追い抜いて2位に上がった直後にリタイアという不運に見舞われました。ポイント喪失に加え、チームは恒久的な対策が検証されるまで、パフォーマンスを犠牲にして耐久性を優先し、パワーユニットを保守的に運用せざるを得ない状況でした。
The details:
- アリソン氏はラジオ番組「シルバーアローズ」にて、故障の原因はバッテリーの「広範囲な特定部位」にあるとし、「リスクの大部分は把握できた」と述べました。
- カナダでのラッセルの故障後、損傷したバッテリーは航空輸送の火災リスク規制により船便で英国へ送り返されることとなり、詳細な解析に数ヶ月の遅れが生じました。
- メルセデスは現在、シーズンを通じて新しいバッテリーモジュールを段階的に導入しています。アリソン氏は、ハードウェアの更新に伴い「チーム全体の状況は好転する」と期待を寄せています。
- 完全な解決策が確立されるまでの間、チームは再発防止のため、既存ユニットを限界以下で運用するという「半歩後退」とも言える慎重なアプローチを取っていました。
What's next:
メルセデスは、今回のアップデートがマクラーレンなどの顧客チームが直面していた電気系統のトラブルも解消することを期待しています。新モジュールが期待通りに機能すれば、信頼性を損なうことなくW17を限界まで追い込むことが可能になります。これは、現在の速さを確実に結果に結びつけ、タイトル争いに踏みとどまるための決定的なステップとなるでしょう。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/mercedes-george-russell-kimi-antonelli-dnf-investi...





