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ウィリアムズが提案したコストキャップの「スライディングスケール」導入、RBの反対で白紙に

ウィリアムズが提案したコストキャップの「スライディングスケール」導入、RBの反対で白紙に

要約
ウィリアムズが下位チームの予算上限を上げる「スライディングスケール」案を提示しましたが、RBら上位チームの反対により否決。バウルズ代表は、賛成閾値が下がる2028年に向けて再起を狙う構えです。

ジェームス・バウルズ代表率いるウィリアムズが推進していたF1コストキャップ規定の抜本的な見直し案が、大きな壁にぶつかりました。下位チームが上位チームよりも多くの予算を投じられるようにし、競争力回復を加速させる「スライディングスケール(変動制)」予算案が、グリッドの過半数の支持を得られず否決されました。

Why it matters:

コストキャップは財政的な持続可能性を確保するために導入されましたが、結果として現在の競争序列を固定化させることとなりました。ウィリアムズのようなチームにとって、一律の支出制限は、長年の技術的な遅れを取り戻し、トップチームに挑むことを極めて困難にしています。資金投入による追撃という手段が封じられているためです。

The Details:

  • 提案の内容: バウルズ代表は、2026年に設定されている一律の予算上限(2億1500万ドル)を廃止し、コンストラクターズランキングの下位チームほど予算上限が高くなる加重システムへの移行を提案しました。
  • 既存の前例: この計画は、下位チームに風洞走行やCFDの時間をより多く割り当てることで格差是正を図る、現在の空力テスト制限(ATR)の仕組みをモデルにしています。
  • チームの分断: パドックの意見は真っ二つに分かれました。アルピーヌ、アストンマーティン、アウディ、キャディラックが賛成した一方、レッドブル、フェラーリ、メルセデス、マクラーレン、ハースは反対に回りました。
  • 決定的な一票: バウルズ代表は、2027年導入に必要な6番目の賛成票としてレーシングブルズ(RB)を期待していました。しかし、アラン・パーマン代表は「現行システムは十分に機能しており、既存の設備投資(CapEx)メカニズムで長期的な投資は可能である」としてこの案を拒否しました。

What's next:

2027年の導入という目標が絶望的となった今、バウルズ代表は戦略を2028年にシフトさせる可能性があります。その段階になると賛成に必要なチーム数が4チームにまで下がるため、2030年か2031年頃に予定されている次なる大規模なレギュレーションサイクルに向け、変動制導入が再び現実味を帯びるかもしれません。

元の記事 :https://racingnews365.com/williams-boss-ambitious-rule-change-crusade-blocked-by...

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