
フェルスタッペンとレッドブル、オーストリアGPで好結果を挙げ完全復活への兆し
マックス・フェルスタッペンは、グリッド5番手からのスタートという不利な状況から驚異的な走りで2位に食い込みました。これはレッドブルにとって2026年シーズン最高の成績であり、最新のアップグレードパッケージがRB22を再びフロントランナーへと押し上げている明確な証拠となりました。ブレーキの不調やリアの不安定さがつきまとったものの、この4度の王者であるフェルスタッペンは、ジョージ・ラッセルにわずか1.6秒差まで迫りました。
Why it matters:
2026年シーズン、苦戦を強いられてきたレッドブルにとって、今回の表彰台獲得はミルトンキーンズのチームがようやくチャンピオンシップ争いへの道を切り拓き始めたという、本物の希望となりました。ルイス・ハミルトンは、今回のアップグレードで0.4〜0.5秒ほどの向上があったと分析しています。現行のレギュレーション下でこれほどのタイム短縮は極めて大きく、信頼性とセットアップが噛み合えば、競争秩序を劇的に塗り替える可能性があります。
The details:
- フェルスタッペンの今週末は波乱の幕開けでした。金曜日のフリー走行ではRB22がピットレーンで2度ストップし、予選でのクラッシュにより5番手スタートを余儀なくされました。
- 決勝でも苦境は続きました。レースを通じてブレーキの問題とリアの不安定さに悩まされ、一時はリアサスペンションが正常に機能していないと報告し、貴重なラップタイムをロスしました。
- 長い直線とハードブレーキングが特徴のレッドブル・リンクのレイアウトは、RB22の強みを最大限に引き出しました。しかし、高速コーナーでは依然としてメルセデスに後塵を拝する形となりました。
- 姉妹チームのレーシング・ブルズでも同様の傾向が見られ、アイザック・ハジャーも週末を通して深刻なブレーキ問題に直面していました。
What's next:
次戦のシルバーストンが、レッドブルが本当に脱却できたかを見極める厳しい試金石となります。イギリスGPは高速域でのエアロダイナミクス性能が至上命題となるサーキットであり、ここはオーストリアでRB22が弱点を見せた領域です。現行のテクニカルレギュレーションでは、新部品のポテンシャルを完全に引き出すまでに数戦を要することが多く、レッドブルの真の進捗は今週末の結果を待って明らかになるでしょう。
元の記事 :https://racingnews365.com/max-verstappen-and-red-bull-surprise-themselves-with-s...






