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フェラーリ躍進を封じた「不公平な」F1スタート規則変更にヴァスールが激怒

フェラーリ躍進を封じた「不公平な」F1スタート規則変更にヴァスールが激怒

要約
フェラーリのヴァスール代表、F1スタート規則変更は不公平と批判。小型ターボで得た発進優位を安全名目で無効化したFIA決定に怒り。

フェラーリのフレデリック・ヴァスール代表は、F1のレーススタート手順に関する突然の規則変更を「不公平だ」と強く非難した。2026年シーズンを前に導入された新手順では、ドライバーがターボを予熱するために5秒間の青信号点灯が義務付けられ、タイムラグや出遅れを低減する仕組みだった。しかしマイアミGPを前に、さらに追加措置が加えられた。車両がスロー発進した場合、50km/h未満でMGU-Kが作動してパワーを補うように変更されたのだ。元の規則では電気エネルギーはその速度以上でしか活性化しなかった。

プレシーズンと初期レースで、フェラーリは小型ターボの選択により電光石火のスタートを誇った。シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンが最初の2戦でオープニングラップをリードし、ルクレールはマイアミでもその勢いを維持。規則変更はまさにこのフェラーリのアドバンテージを標的にしている。

なぜ重要か:

今回の調整はシーズン途中で競争バランスを再形成し、レギュレーションの範囲内でパワーユニットを設計したチームに不利益をもたらす。ヴァスールは1年前にFIAのスポーツ諮問委員会とパワーユニット諮問委員会でこの問題を提起したが、「規則に合わせてマシンを作れ」と言われただけだった。その後、他チームから安全面での苦情が出たことで、FIAは迅速に動いた。

詳細:

  • ヴァスールは The Race に「青信号がなければ、中国でもグリッドに残っているマシンがあったでしょう。安全上の理由を前面に出すことはできますが…結局のところ、我々には少し不公平だと思います」と語った。
  • 彼はFIAの初期対応を評価していた。「規則に合わせてマシンを設計せよ。マシンに合わせて規則を変えるな」と。しかしグリッドの40%が危険を訴えたため、FIAは安全を理由にルールを変更した。
  • ヴァスールは代替案を提示する:他のマシンがスタートを危険と判断したなら、ピットレーンスタートにすればよかった。
  • フェラーリ代表は、遅すぎる変更がチームのエンジニアリング選択を酷く罰したと感じる。「我々にも選択がありました。特定の基準に合わせてエンジンを開発したのに、土壇場でルールが変わったのです。」

行間:

FIAの安全正当化は反論しがたいが、ヴァスールの苛立ちは技術規則変更がライバルによってどのように武器化されるかを示している。フェラーリは特定のターボ哲学に投資し、目に見えるアドバンテージを得たが、新ルールでそれが消し去られた。これはF1のルールメイキングにおける政治的な側面を浮き彫りにし、チームが安全という名目で競合に不利な変更をロビー活動する現実を露呈する。この規則が恒久的になるか、さらに進化するかは、残りのグリッドがどう適応するかにかかっている。

元の記事 :https://racingnews365.com/ferrari-brand-sudden-f1-rule-change-as-unfair-despite-...

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