最新ニュース

非公開無線が明かす、フェルスタッペン選手のイギリスGPにおける「悪夢」の全貌

非公開無線が明かす、フェルスタッペン選手のイギリスGPにおける「悪夢」の全貌

要約
イギリスGPでの非公開無線により、フェルスタッペン選手のRB22における深刻な不調とチームへの不満が判明。今季3度目のDNFとなり、レッドブルは信頼の危機に直面しています。

イギリスグランプリで放送されなかったチーム無線により、マックス・フェルスタッペン選手がレッドブルのRB22の中でどれほどの苦戦を強いられていたかが浮き彫りになりました。47周目のストウ(Stowe)コーナーでスピンしてリタイアするずっと前から、数々のテクニカル問題が彼を追い詰めていたことが判明しました。最終的に20位となったフェルスタッペン選手にとって、中国とモナコに続き、2026年シーズン3度目のDNFとなりました。

Why it matters:

フェルスタッペン選手の週末は、予選でのリアウイング再装着の問題による事故で既に暗雲が立ち込めていました。さらにレッドブル側が、ピットレーンスタートを意味するエンジン交換のリクエストを拒否したことで、不協和音は決定定的となりました。公開された無線からは、マシンおよびチームとの乖離に苦しむドライバーの姿が浮かび上がります。フェルスタッペン選手は10周目に、「昨日私が言った通りにすべきだった」と、バランスの崩れたマシンに苛立ちをあらわにしました。

The details:

  • パワーユニット: 6周目からエネルギー展開(deployment)の不調を報告し、22周目には「バッテリーが完全に死んでいる」と憤慨。繰り返されるエンジンのクリッピングとレスポンスの低下により、絶え間ない管理を強いられました。
  • ハンドリング: 8周目から高速域でのアンダーステアに悩まされ、29周目付近ではハードタイヤについて「グリップが全くなく、ひどすぎる」と断言しました。
  • ダウンシフト: 当初は静かでしたが、11周目に至り、数周前からダウンシフトに問題があったことを認めました。レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼ氏は、ディスプレイ設定を切り替えながら解決策を模索しました。
  • クラッシュ: ストウでのリタイアの1周前、フェルスタッペン選手は再び異常なパワーユニットのクリッピングを察知。「この車は最悪だ(F**k this car)」とチームに告げた直後、グラベルに飛び込みました。

What's next:

タイトル争いをするドライバーにとって、単一シーズンで3度のDNFは極めて深刻な事態です。フェルスタッペン選手がチームの判断に疑問を呈し、RB22が根本的な脆弱さを露呈している今、レッドブルは信頼の危機に直面しています。チャンピオンシップへの道は急速に狭まっており、チームが彼の具体的なフィードバックを迅速な解決策に結びつけなければ、今シーズンは彼にとって「空白の年」となるリスクがあります。

元の記事 :https://www.planetf1.com/news/max-verstappen-british-grand-prix-2026-team-radio

logoPlanetF1