
レッドブルがメルセデスのグウェン・ラグリュー氏を電撃獲得、シュタイナー氏も絶賛
レッドブルは、ヘルムート・マルコ氏の後継者として、メルセデスのジュニアプログラム責任者であるグウェン・ラグリュー氏を招致するという、パドックを揺るがす戦略的な人事を実現させました。ジョージ・ラッセルやキミ・アントネッリといった次世代のスターを育成し、10年間にわたりブラクレーに貢献したラグリュー氏の移籍について、元ハース・チームプリンシパルのギュンター・シュタイナー氏は極めて高く評価しています。
Why it matters:
マルコ氏の退任により、レッドブルのドライバー育成体制の中核に空白が生じていたところへ、メルセデスの育成の要であった人物を直接引き抜いたことは、極めて大きな意味を持ちます。シュタイナー氏は、シルバーアローズのシステムに深く組み込まれていた人物を動かすために、レッドブルが抗いようのない条件を提示したに違いないと指摘し、今回のようなハイレベルな移籍がいかに稀で影響力の大きいものであるかを強調しました。
The details:
- ラグリュー氏はメルセデスで10年間、チームが「真の後継者」と呼ぶ育成体制を構築し、ラッセルやアントネッリをF1へと導きました。
- メルセデスは先月、ラグリュー氏の退社を温かい言葉と共に発表しましたが、レッドブルへの移籍については触れませんでした。しかし、パドック内では目的地がミルトン・キーンズであることは周知の事実となっています。
- ギュンター・シュタイナー氏はポッドキャスト『The Red Flags』にて、ラグリュー氏がジュニアカテゴリー全般で積み上げてきた長期的な視点は比類なきものであり、新星を発掘し育成する上で唯一無二の適任者であると述べました。
- トト・ヴォルフ代表はすでに代替案を提示しており、ブラッドリー・ロード副代表と共に、既存のスタッフ7〜9名でジュニアプログラムを継続させる方針です。
What's next:
ラグリュー氏のレッドブルでの公式就任日は未定ですが、彼の加入によりF1のジュニア育成競争のダイナミクスは塗り替えられることになるでしょう。メルセデスは基盤を築いたリーダーを失った状態で勢いを維持するという難しい課題に直面する一方、レッドブルは長期的な視点での才能開拓が必要なこのタイミングで、実績ある設計者を手に入れたことになります。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/guenther-steiner-red-bull-gwen-lagrue-mercedes





