
レッドブル、モナコGPの結果を巡りマクラーレンと共にFIAへ抗訴
レッドブルは、ピエール・ガスリー選手の表彰台復帰決定に異議を唱え、マクラーレンに続きFIA国際抗訴裁判所にモナコグランプリの結果に対する正式な抗訴を申し立てました。今回の騒動は、モンテカルロのピットレーンにおけるタイミングループの不具合により、誤った速度超過ペナルティが科されていたことがFIAによって認められたことに端を発しています。問題は、ガスリー選手のペナルティは取り消された一方で、同様の影響を受けた他のドライバーのペナルティはそのまま維持された点にあります。
Why it matters:
このケースは、フォーミュラ1における規制適用の整合性という核心的な問題を突いています。サーキットの設備不備を理由にレース後のペナルティを覆す一方で、走行中に同様のペナルティを消化したドライバーが放置されることは、スポーツとしての公平性とチャンピオンシップ順位の整合性に深刻な懸念を抱かせます。
The details:
- レッドブルの動き: ミルトンキーンズを拠点とするレッドブルは、マクラーレンの申し立てに同調し、修正後のモナコGP最終順位に対して正式に抗訴しました。
- ペナルティ取り消しの経緯: ガスリー選手は当初、ピットレーンの速度超過で2度の5秒ペナルティを受けていました。しかしFIAは、タイミングループが規定より短かったことを認め、証拠を無効としました。
- 不公平な扱い: 最大の問題は不平等な適用です。他のドライバーはレース中にペナルティを消化しましたが、ガスリー選手はチェッカー後であったため、取り消しによって3位へ浮上することが可能となりました。
- 順位への影響: この決定により、オスカー・ピアストリ選手は4位から5位へ後退し、アイザック・ハジャー選手は待望の初表彰台を逃して4位に転落しました。レッドブルは、この決定がもたらすスポーツ上の影響を強調しています。
- 他チームの反応: メルセデスも「再審査請求(Right of Review)」を申請しており、今回の事後処理に対するメーカー側の不信感が広がっていることが伺えます。
What's next:
今後は国際抗訴裁判所が審理を行います。この裁定により、計測機器の不具合を理由にレース結果を変更できるかどうかの基準が明確になる見通しです。また、FIAがタイミングシステムの故障時におけるペナルティ取り消しに関する、より厳格なプロトコルの策定を迫られる可能性があります。
元の記事 :https://racingnews365.com/red-bull-join-mclaren-in-fia-appeal-decision






