
レッドフラッグ中断の予選を制し、ラファエル・カマラがモナコF2ポールポジション獲得
ラファエル・カマラが、モナコのフォーミュラ2フィーチャーレースにおいてポールポジションを確保した。インヴィクタ・レーシングに所属するカマラは、セッション前のマシンダメージとレッドフラッグによる中断を乗り越え、Aグループで1分20秒923のタイムを記録。Bグループのニコラ・ツォロフをわずかに上回り、モンテカルロの狭いストリートサーキットで最前面のスターティンググリッドを獲得した。
なぜ重要か:
モナコでは、トラック上のポジションがすべてを左右する。狭い公道を縫うこのサーキットではオーバーテイクの機会が極めて限られており、ポールポジションの獲得は大きな戦略的アドバンテージとなり、しばしばレース結果を決定づける。チャンピオンシップ争いの有力選手であるカマラにとって、グリッド最前列はタイトル獲得への挑戦をさらに強固なものにし、ライバルに対して大きな流れを作り出す絶好の位置と言える。
詳細:
- Aグループ: カマラの1分20秒923は、両グループを通じて誰にも及ばないタイムだった。ロディン・モータースポーツのアレックス・ダン(+0.110秒)、DAMSルカスオイルのディノ・ベガノヴィッチ(+0.176秒)が続いた。残り4分となったところで、ジョン・ベネットが1コーナーでロックアップし壁に衝突、レッドフラッグが提示された。
- ダメージコントロール: カマラのセッションは、開始前から危機に瀕していた。準備中にマシンのステアリングアームを曲げてしまったが、チームは中断時間を利用して修復に成功。その後、プレッシャーのかかる状況で見事なラップを刻み、トップタイムを確保した。
- Bグループ: カンポス・レーシングのニコラ・ツォロフが1分21秒053でBグループ最速となり、全体2位のフロントロー獲得を決めた。マルティニウス・ステンショルネ(+0.221秒)、クシュ・マイニ(+0.285秒)が追った。
- インシデント: マイニのセッションは、予選後の審査対象となる可能性がある。ARTのマイニはヌーヴェル・シケインでローレンス・ファン・ヘーペンと不用意な接触を起こし、トライデントのファン・ヘーペンをスピンさせ、縁石に乗り上げてタイムを記録できないまま終えた。ハイテックのコルトン・ハータは7位につけた。
- グリッド規則: 全体最速がAグループから出たため、Aグループのドライバーが奇数番号のグリッドスロットを、Bグループが偶数番号を占めることになる。これによりツォロフがカマラの隣のフロントローに並び、ダンとステンショルネが2列目を構成する。
今後の展望:
いまや注目は日曜日のフィーチャーレースに移っている。カマラはポールポジションを最大限のポイント獲得に結びつけることを目指す。一方、スチュワードはBグループのレッドフラッグ・インシデントに関し、マイニにペナルティを科す可能性があり、レース開始前に中盤以降の順位が変動する余地が残されている。モナコの容赦ないバリアが許すミスはほとんどないだけに、フロントローからカマラに挑むためには、スタートからゴールまでの集中力維持が勝敗を分ける重要な要素となる。
元の記事 :https://racingnews365.com/2026-monaco-grand-prix-f2-qualifying-results






