
ピアストリ、ガスリーのモナコ表彰台復帰決定に「不可解」と猛批判
要約
FIAによるガスリーの表彰台復帰決定に対し、ピアストリらが「ルールを守った者が損をする不公正な判断」として猛反発。マクラーレンとレッドブルは抗訴を検討しています。
FIAがモナコGPにおいてピエール・ガスリーの表彰台を復帰させた決定を巡り、パドックに激しい批判が巻き起こっています。技術的な計測ミスを正すための措置とはいえ、リアルタイムでペナルティを消化するために戦略を変更したドライバーたちにとって、納得しがたい不公平な結果となりました。
Why it matters:
本件は単なるレース結果の修正に留まらず、F1のオフィシャリングにおける根本的な整合性の問題に触れています。ペナルティを消化しなかったドライバーの結果を後から覆す一方で、ルールに従いペナルティを受けたドライバーに同等の救済策がない場合、チームがスチュワードの指示を無視し、チェッカーフラッグ後に法的に結果を争うことを助長するリスクがあります。
The Details:
- 根本的な原因: モナコ特有のピットレーン進入時の速度計測において、FOMの測定方法に不一致があり、ガスリーを含む5人のドライバーに誤ったペナルティが科されました。
- 勝者と敗者: ガスリーは7位から3位へと順位を上げました。これにより、オスカー・ピアストリは4位から5位へ後退し、アイザック・ハジャーはレッドブル・レーシングでの初表彰台という快挙を奪われる形となりました。
- 波及的な影響: ジョージ・ラッセルが最も深刻な打撃を受けました。表彰台の可能性を失っただけでなく、誤った初期ペナルティを消化しなかったことでドライブスルーペナルティを科され、最終的にポイント圏外まで転落しました。
- 前例への危惧: ピアストリはこの状況を「めちゃくちゃ(mess)」と表現。ペナルティを回避した者が報われ、ルールに従った者が損をする決定であり、今後のレースにおけるドライバーのペナルティへの向き合い方を変えてしまう可能性があると主張しています。
What's next:
マクラーレンとレッドブルの両チームは、FIAに対し、スチュワードの決定に対する正式な不服申し立てを行う意向を伝えています。
- 両チームは現在、96時間の期限内にレギュレーションを精査し、正式な抗議が最善の策であるかを検討しています。
- この件の最終的な解決は、FIAが計測エラーをどのように扱い、また特定のペナルティの「不服申し立て不可」という性質をどう定義するかについて、2026年シーズンに向けて極めて重要な先例となるでしょう。
元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/oscar-piastri-perplexed-by-pierre-gaslys-mona...




