
メルセデス・ジュニアプログラム責任者のグウェン・ラグリュー氏、レッドブルへ移籍へ
2016年からメルセデスのジュニアドライバープログラムを率い、ジョージ・ラッセルやキミ・アントネッリの育成に決定的な役割を果たしたグウェン・ラグリュー氏が、同様の役職でレッドブルに加入することが分かりました。F1界トップクラスのスカウトがライバルチームへ移籍することは、ドライバー育成の勢力図を塗り替える大きな転換点となるでしょう。
なぜ重要なのか:
メルセデスの若手育成ルートは、ラッセルとアントネッリという才能をワークスチームに直接供給した、グリッドで最も実りあるシステムの一つでした。ラグリュー氏の離脱はメルセデスのパイプラインを弱体化させる一方で、ヘルムート・マルコ氏の25年にわたる長期政権を経てジュニア体制の再構築を図るレッドブルにとっては、戦略的な大勝利と言えます。絶え間ない才能の供給が成功の鍵となるチームにとって、これは極めて価値の高い補強です。
詳細:
- ラグリュー氏は2016年にメルセデスに加入する前、ロータスのジュニアプログラムを運営し、エステバン・オコンやアレックス・アルボンを起用しました。
- ブラクリーでの最初の快挙は、ラッセルを説得してBMW DTMへの参戦を断念させ、メルセデスのフォーミュラカーの階段を登ませたことです。これは英国人ドライバーであるラッセルのキャリアにとって基礎となる重要な決断でした。
- また、内部の懐疑的な意見を押し切り、わずか11歳のキミ・アントネッリの才能を見抜き、プログラムへの加入を勝ち取りました。
- レッドブルは、レーシングブルズの2つのシートを含む膨大なリソースを、パドックで最も信頼されるスカウトの一人に委ねることになります。
今後の展望:
正式な就任日は発表されていませんが、ラグリュー氏の加入はジュニア部門をよりプロフェッショナル化させたいというレッドブルの意向の表れです。これまで多くのワールドチャンピオンを輩出してきたレッドブルですが、直近では育成面での苦戦も見られました。ラグリュー氏という実績ある専門家を据えることで、次世代のドライバーを再びトップ争いの主役に押し上げたい考えです。
元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/red-bull-hires-mercedes-f1-junior-boss-gwen-l...






