
メルセデス、信頼性の課題を抱えW17のアップデートをオーストリアGPで導入
メルセデスは、チャンピオンシップ争いの足かせとなっている信頼性の問題を解決するため、オーストリアグランプリでW17のアップデートを導入します。ルイス・ハミルトンがフェラーリで勝利し、今シーズン初敗戦を喫したバルセロナでの悔しさを胸に、ブラクリーのチームは巻き返しを期しています。トト・ヴォルフ代表は、タイトル争いに踏みとどまるためには、これ以上のポイント喪失は許されないと断言しました。
Why it matters:
メルセデスは開幕から6戦連勝という圧倒的な快走を見せましたが、その後、電気系統とバッテリーの不具合が「アキレス腱」となりました。現在、コンストラクターズランキングではフェラーリに72ポイント差をつけられ、ドライバーズでもハミルトンがキミ・アントネリのリードを41ポイントまで詰めており、最悪のタイミングでポイントを流出しています。今回のアップデートは、差が絶望的に広がる前にマシンを立て直すための極めて重要な試みです。
The details:
- トト・ヴォルフ代表は、直近の2回のリタイアが大きな痛手となったことを受け、パフォーマンスと信頼性の両面を改善する新パーツの導入を認めました。
- スペインGPでは、チャンピオンシップをリードするキミ・アントネリが、チームメイトのジョージ・ラッセルと2位争いを繰り広げている最中に電気系統の不具合でリタイアしました。
- その2週間前のカナダGPでは、ラッセルがアントネリと優勝を争っていたところ、「致命的なバッテリー故障」に見舞われ、直近3戦で2度目のDNFとなりました。
- ヴォルフ代表はバルセロナでの結果を「現実を突きつけられた(reality check)」と表現し、ライバルたちが急速に追い上げてきている現状と、頂点に立つために改善が不可欠であることを認めました。
- オーストリアのコースは1周が短く、例年以上に極めてタイトな展開が予想されます。
What's next:
メルセデスにとって、シュピールベルクで完璧な週末を過ごし、アップデートによって信頼性の問題が解消されたことを証明できるかが鍵となります。メカニカルトラブルさえ回避できれば、フェラーリのリードを奪還し、勝利を狙えるペースは十分にあるとヴォルフ代表は信じています。しかし、ここで再びDNFを喫すれば、シーズン最大の正念場で両チャンピオンシップを逃すことになりかねません。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/mercedes-upgrades-toto-wolff-confirms-w17-changes-...





