
マクラーレンがオーストリアGPで「逆向きリアウイング」を導入、レッドブルとフェラーリに追随
マクラーレンが今週末のオーストリアGP練習走行にて、独自の「逆向きリアウイング」を試行します。これにより、この型破りなエアロダイナミクス・ソリューションを採用するチームは3チーム目となります。通称「マカレナ・ウイング」と呼ばれるこの仕様は、ライバル各社が大幅なアップデートを予定しているレッドブル・リンクでの総合的な性能向上策の一環です。
Why it matters:
この回転式リアウイングのコンセプトは、2026年シーズンに向けた重要な技術トレンドの一つとして注目されています。直線区間でアッパーフラップを反転させることで、コーナリング時のダウンフォースを維持しつつ、空気抵抗(ドラッグ)を大幅に削減し、最高速度を向上させることが可能です。フェラーリ、レッドブルに続きマクラーレンも導入したことで、この設計は単なる「奇策」から「必須の開発項目」へと急速に変化しています。
The details:
- 最初にこのコンセプトを提示しパドックを驚かせたのはフェラーリで、バーレーンのプリシーズンテストで初披露し、マイアミGPから実戦投入しました。レッドブルもマイアミで独自の解釈を加えたバージョンを導入しています。
- マクラーレンは金曜日の練習走行でデータを収集し、決勝への導入可否を判断します。
- 構造としては、直線上でアッパーフラップが逆向きに回転してドラッグを低減し、高ダウンフォースが必要なコーナーでは標準的な構成に戻る仕組みです。
- なお、今回の更新はマクラーレンのオーストリア・パッケージの一部であり、レッドブルは今年2度目の大規模アップデートを、フェラーリは内燃機関(ICE)の改善を図ると見られています。
What's next:
金曜日のデータがシミュレーション通りであれば、予選および決勝での採用が期待されます。「マカレナ・ウイング」の有効性が証明されれば、他のトップチームも夏季休暇前の正念場に向けて開発を加速させるでしょう。開発期間が限られた今シーズン、こうした革新的なアプローチが、優勝争いをするチームとそうでないチームの明暗を分けることになります。
元の記事 :https://racingnews365.com/mclaren-join-red-bull-and-ferrari-in-extraordinary-f1-...





