
マクラーレン、ポルティマオでのテストで戦略的優位性を確保―2026年最終戦への備え
マクラーレンは、ポルティマオ・サーキットで旧車テスト(TPC)を実施し、戦略的なリードを勝ち取りました。当初はルーチンワークとしての計画でしたが、同地がカタールやアブダビに代わるシーズン最終戦の有力候補として浮上したことで、このテストの重要性が一気に高まりました。
なぜ重要なのか:
中東地域の情勢不安により、今年序盤にバーレーンとサウジアラビア戦の中止を余儀なくされた経緯があり、2026年のカレンダーは依然として不透明な状況にあります。代替候補地となるサーキットで具体的なデータとドライバーの習熟度を事前に得られたことで、マクラーレンは他チームに先駆けてセットアップとシミュレーションにおける競争力を確保したことになります。
詳細:
- テストプログラム: ランド・ノリス、オスカー・ピアストリ、そしてリザーブドライバーのレオナルド・フォルナロリがMCL60を駆使し、計151周を走行しました。
- ドライバーの経験: ノリスにとって、ここは2017年に初めてF1マシンを運転した思い出の地への帰還となりました。一方のピアストリは、アルガルヴェ・サーキット特有の高低差と難易度の高いコーナーに初めて挑みました。
- データ収集: 今回の走行は、マクラーレンが今年5つの異なるサーキットで実施した5回目となるTPCセッションであり、走行距離と技術データの蓄積に対するチームの妥協なき姿勢が伺えます。
- その他の選択肢: ポルティマオが最有力視されていますが、中東戦が中止となった場合の欧州内代替案として、イモラも検討されていると報じられています。
今後の展望:
ステファノ・ドメニカリF1 CEOは、カタールおよびアブダビGPに関する最終決定の期限を9月中旬に設定しています。これらのレースは公式に確定しておりチケットも完売していますが、最終的な判断は9月時点の地域情勢に委ねられます。
2026年の結果がどうあれ、ポルティマオへの投資は長期的に見て正解と言えるでしょう。同サーキットはすでに2027年と2028年の開催が確定しており、今回のTPCで得られたデータは今後数年にわたり有効な資産となるためです。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/mcalren-lando-norris-oscar-piastri-test-portimao-q...





