
ピアストリがトップタイム、マクラーレンが鈴鹿FP2でメルセデスをかわす
オスカー・ピアストリが日本GP第2フリー走行でマクラーレンの1-2フィニッシュを導き、タイムシートの頂点に立った。メルセデスデュオをわずかな差で抑える結果となった。本セッションは、マクラーレン、メルセデス、フェラーリというトップ3チームと他チームとの間に大きなパフォーマンスギャップが存在することを浮き彫りにし、レッドブルは再びミッドフィールドでの戦いを余儀なくされている様子だ。
なぜ重要なのか:
首位争いの序列が固まりつつあるように見える。マクラーレンとメルセデスが、フェラーリを上回る強力な1周ペースを見せている。より重大なのは、レッドブルがトップチームの性能に追いつけず苦戦を続けていることが、競争構造の根本的な変化を暗示している可能性だ。これは現チャンピオンチームが当面の間、表彰台争いの常連から外れる可能性を示唆している。
詳細:
- タイムシートトップ: オスカー・ピアストリがソフトタイヤで1分30秒133のベンチマークを樹立。メルセデスのルーキー、キミ・アントネッリ(0.092秒差)を抑えた。ジョージ・ラッセルがトップ3を締めくくり、メルセデス2台が先頭グループに入った。
- ノリスの復帰: ランド・ノリスは油圧系の疑わしいトラブルによりセッションの大半を失ったが、驚異的な復帰を果たした。限定的な走行後、ソフトタイヤセットで4位まで順位を上げ、フェラーリ両車を前に出した。
- フェラーリの位置: シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンはそれぞれ5位、6位でセッションを終えた。ミディアムタイヤでのペースはまずまずだったが、ソフトタイヤでの予選シミュレーションは乱れており、ピアストリのペースから0.7秒以上遅れを取った。
- レッドブルの苦戦: マックス・フェルスタッペンは10位に留まり、トップから約1.4秒遅れでアウディ、ウィリアムズ、ハースのマシンにも後れを取った。チームメイトのイサック・アジャールは15位で、チームの現状の性能不足を強調する結果となった。
- セッション中の出来事: アルピーヌのフランコ・コラピントが、フェルスタッペンの前でウィービング(左右に揺れる行為)を行った疑いで調査対象となっている。レーシングブルズのルーキー、アービッド・リンドブラッドはギアボックスの不具合疑いによりタイムを記録できなかった。
全体像:
トップのマクラーレンとトップのレッドブルの差は驚異的な1.4秒に達し、早い段階で二極化した選手権の姿が明確に描き出された。トップ6以降の接戦となるミッドフィールドでは、苦戦するレッドブルを含む9台がわずか0.3秒強の差にひしめき合っている。FP1を欠場した後復帰したフェルナンド・アロンソとキャデラックチームは、ペースが大きく遅れ、フィールドの最後尾を走行した。
今後の展開:
注目は、レッドブルが一夜明けてセットアップの突破口を見出せるか、あるいは彼らのミッドフィールド位置がマシン性能の真の反映なのかどうかにある。ポールポジション争いはマクラーレンとメルセデスの直接対決の様相を呈しており、フェラーリはよりクリーンなラップが必要だ。土曜日の最終フリー走行と予選が、日本GPの真の競争序列を明らかにするだろう。
元の記事 :https://www.the-race.com/formula-1/everything-that-happened-in-suzuka-fp2-as-mcl...






