
ルクレール、2019年以来初めてフェラーリのステアリングホイール・ソフトウェアを刷新
シャルル・ルクレールのイギリスGP制覇は、単なる好調への回帰ではありません。それは、2026年シーズンを定義づける極めて個人的なテクニカル・オーバーホールの完遂を意味していました。ルクレール選手は2019年にフェラーリに加入して以来初めて、ステアリングホイールのソフトウェアを全面的に見直し、F1の新レギュレーションに適応したインターフェースを構築しました。
Why it matters:
これまで7年間にわたり、ルクレール選手はデータ量よりも視認性を優先した簡素なディスプレイを使用してきました。しかし、MGU-Hの支援なしでのターボ・スプーリングや複雑なMGU-K管理が求められる2026年の技術革命において、より洗練されたインターフェースが不可欠となりました。これは、レギュレーションによって運用のルールが書き換えられたとき、トップドライバーであってもマシンとの対話方法を根本から再考しなければならないことを示しています。
The details:
- レイアウトの再編: ミニマルな設計を捨て、情報密度の高いフォーマットへ移行しました。速度、RPM、ラップ数、ブレーキバランスを左側のコンパクトなボックスに配置し、中央にはタイヤ・ブレーキ温度、ギア、エンジンモードを表示させています。
- MGU-Kの可視化: 右側の垂直サイドバーでMGU-Kの挙動を視覚的に把握できます。展開時は上昇し、ブレーキや回収時は赤く下降します。また、5つの赤いドットでブーストの残時間を表示し、激しいエネルギー消費を精密に制御することが可能です。
- ターボ・インジケーター: MGU-Hが廃止され、50km/h以下での電気展開が制限される中、スタートの重要性は増しています。フェラーリは、パーセンテージと色分け(赤・白・緑)で準備状態を示す漸進的なターボ・スプーリング・ゲージを追加し、完璧なローンチタイミングを実現しました。
Between the lines:
多くのチームが2025年と同様のレイアウトを維持する中、ルクレール選手の思い切った刷新は、フェラーリのドライバー個別の最適化という哲学を浮き彫りにしています。ルイス・ハミルトン選手もパーソナライズを要望していますが、ルーキー時代以来の抜本的な変更に踏み切ったルクレール選手にとって、2026年は完全なリセットと言えるでしょう。シルバーストーンでの結果を見る限り、この挑戦はすでに実を結んでいます。
元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/how-charles-leclerc-has-changed-his-steering-...





