
ホーナー代表、リアム・ローソンの2025年レッドブル昇格は「誤り」だったと認める
元レッドブル代表のクリスチャン・ホーナー氏は、自伝『Drive』の中で、リアム・ローソン選手の2025年のシニアチーム昇格は根本的な誤りであったことを明らかにしました。ホーナー氏は、ローソン選手が十分な経験を積まないままマックス・フェルスタッペン選手の隣のシートに就かされたと主張。これはホーナー氏自身の懸念があったにもかかわらず、ヘルムート・マルコ博士の強い意向で決定されたことだとしています。
Why it matters:
今回の告白は、レッドブル内部のリーダーシップにおける緊張感と、ドライバー育成ルートの不安定さを浮き彫りにしました。マルコ博士の攻撃的な昇格戦略と、安定性を重視するホーナー氏の考えの乖離が、若手ドライバーのキャリア形成やチームパフォーマンスにどのようなリスクをもたらすかを物語っています。
The Details:
- 内部対立: ホーナー氏によれば、マルコ博士がこの昇格を強力に推進し、2024年アブダビGPを前にローソン選手にシートを約束したとのこと。一方、ホーナー氏は出走回数がわずか11回であるローソン選手の経験不足を危惧していました。
- 急激な失速: 昇格後の快走はわずか2戦で終わりました。オーストラリアGPでのクラッシュリタイア、中国GPでの12位という結果を受け、日本GPを前に角田裕毅選手へと交代することになりました。
- ローソン選手の視点: ローソン選手は後に、突然の降格に困惑したことを明かしています。また、中国GPでの不調は、チームから指示された実験的なセットアップ変更が影響していたと語りました。
- 復活への道: その後、負傷したアイザック・ハジャール選手の代役として出場した際、マドリードで6位、ザンボルトで7位に入賞し、精神的な成長と実力を証明しました。
The Big Picture:
2025年の混乱を経て、ローソン選手は2026年をレーシングブルズでの信頼回復に充てました。現在、ドライバーズランキング9位(75ポイント)に位置し、今シーズンチームが獲得した全ポイントの61%を一人で稼ぎ出すなど、グリッドで最も安定したドライバーの一人として定着しています。
What's next:
2027年シーズンに向けて、ローソン選手の去就に大きな注目が集まっています。現在の好調さを考えればシート維持の可能性は高いものの、レーシングブルズはF2で躍進中のニコラ・ツォロフ選手にも関心を寄せており、ラインナップを確定させていません。アラン・パーマン代表が数週間以内に最終決定を発表する見込みです。
元の記事 :https://speedcafe.com/f1-news-2026-christian-horner-on-liam-lawson-2025-promotio...





