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FIAトンバジス、2026年F1規則は強固だが調整の可能性も示唆

FIAトンバジス、2026年F1規則は強固だが調整の可能性も示唆

要約
FIAは2026年F1新技術規則が強固なスタートを切ったと評価する一方、独特のドライビングスタイルに起因するドライバーの懸念やエネルギー管理問題を踏まえ、ソフトウェア規則の調整可能性を示唆。開幕数戦のデータ分析後、正式な手続きを経て変更を検討する予定です。

FIAシングルシーター部門ディレクター、ニコラス・トンバジスは、2026年フォーミュラ1の新技術規則について、強固なスタート地点に立っており、マシンのペースは既に前年並みに近いと評価しました。しかし、初期フィードバックと実際のレースデータに基づき、調整が必要となる可能性も認めています。

注目すべき点:

2026年シーズンは、内燃機関と電気パワーの割合を50:50に焦点を当てた、新たな技術時代の始まりを告げます。これらの複雑な新マシンの性能とレースの在り方は、今後5年間のF1を定義づけるでしょう。初期のトラック上での性能は有望ですが、要求される独特のドライビングスタイルに関するドライバーの懸念は、スポーツ統括団体の機敏な対応が必要となる可能性を浮き彫りにしています。

詳細:

  • 強力な初期ペース: 全く新しい規則にも関わらず、2026年マシンは2025年のペースからわずか数秒遅れの水準です。シャルル・ルクレールのバーレーンでのプレシーズンテストタイムは、タイヤの違いを調整すると、前年のベンチマークよりわずか3秒遅れでした。
  • ドライバー適応の課題: 新パワーユニットは独特のドライビング特性を生み出しました。マシンはエネルギー不足に悩まされ、特に長いストレートを持つサーキットでは、ドライバーは広範なリフト&コーストや、ストレート上でのダウンシフトまで駆使してエネルギーを回収することを強いられています。
  • 変更への開放性: トンバジスは、FIAが「調整が必要となる可能性を完全に認識している」と確認し、チーム、パワーユニットメーカー、ドライバーとの長期的な議論を続けてきたと述べました。いかなる変更も、スポーツの正式なガバナンスプロセスに従うことを強調しました。
  • 潜在的な調整事項: 調整の主な対象領域は、ハードウェアではなく、ソフトウェア制御のエネルギー配分規則です。検討されているアイデアの一つは、「スーパークリッピング」中のエネルギー回収率を向上させ、過度なリフト&コーストの必要性を減らすことです。
  • シミュレーターから現実へ: バーレーンとバルセロナでの実際のテストからのドライバーフィードバックは、2025年のシミュレーター走行中に表明された「大きな懸念」よりも、はるかに前向きなものでしたが、注目すべき批判は残っています。

今後の展開:

真の試練は、メルボルンでの初レースと共に始まります。マシンがホイール・トゥ・ホイールで競い合うその場でです。FIAは、規則の微調整を検討する前に、開幕数戦のデータを収集する計画です。

  • トンバジスは、変更プロセスには「数週間」の議論とガバナンスが必要であり、数ヶ月かかるわけではないが、即時でもないと示唆しました。
  • 焦点は規則の長期的な健全性にあり、トンバジスは2026年プロジェクトを「スプリントではなくマラソン」と見なしています。彼は基盤が強固であり、スポーツ全体が新マシンから学ぶ過程で、おそらく僅かな改良のみが必要となるだろうと確信を表明しています。

元の記事 :https://www.planetf1.com/news/f1-2026-regulations-nikolas-tombazis-changes-drive...

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