
FIA、メルセデスによるモナコGP抗議審理を6月20日に実施へ
FIAは、ピエール・ガスリーのレース後ペナルティ取り消しを巡る混乱を受け、6月20日(土)にメルセデスのモナコグランプリ結果に対する抗議審理を行うことを決定しました。事の発端はアルピーヌの抗議によりピットレーンの速度計測に誤りがあったことが判明したことであり、これを受けてジョージ・ラッセルに科された致命的なドライブスルーペナルティにメルセデスが異議を唱えた形となります。また、マクラーレンとレッドブルも同様に抗議手続きを進めており、チャンピオンシップのポイント争いに影響を及ぼす可能性があります。
Why it matters:
モナコGPの結果は、今シーズンのチャンピオンシップ争いに直結します。ジョージ・ラッセルは、誤ったデータに基づいたピットレーン速度違反のペナルティを消化しようとしてミスを犯し、結果としてドライブスルーペナルティを科され、ポイント圏外へと後退しました。有力チームが相次いで異議を申し立てているため、今回の審理結果はポイントの再分配のみならず、チェッカーフラッグ後に発覚した手続き上のミスに対するFIAの今後の対応基準となる重要な事例となるでしょう。
The details:
- 計測ミスの露呈: アルピーヌの抗議により、ピエール・ガスリーを含む複数のドライバーのピットレーン速度計測に不備があったことが判明。これにより、スチュワードはガスリーへの5秒ペナルティ2回分を取り消しました。
- ラッセルの不運: ガスリーとは異なり、ラッセルを含む多くのドライバーは走行中にペナルティを消化しました。ラッセルは5秒ペナルティを科されましたが、チーム側の運用ミスからドライブスルーペナルティへと発展し、順位を大きく落としました。
- 法的根拠: メルセデスは6月12日、FIA国際スポーツコード第14.1.1条に基づき、車番10(ガスリー)に関する決定およびB1.6.3a条の違反を対象に再審を請求しました。
- 審理の流れ: 6月20日(土)09:00 (CEST)よりオンラインで2段階の審理が行われます。第1部で請求の受理可否を判断し、受理された場合は第2部にて、当時のスチュワードが把握できなかった「重大かつ関連性のある新要素」が存在したかを審査します。
- チームの動向: マクラーレンおよびレッドブルも抗議を表明しており、モナコGPの運営に対するトップチームの不満が広がっていることが伺えます。
What's next:
メルセデスの請求が認められた場合、チームは新たな証拠を提示して正当性を証明する第2審へと進みます。抗議が認められれば、理論上はモナコGPの最終順位が変更される可能性がありますが、レースから数週間後に結果が覆ることはF1では極めて稀です。結果の如何にかかわらず、データ計測の正確性を求めるチーム側の要求は強まり、FIAのリアルタイム判定プロトコルへの監視の目はより厳しくなるでしょう。
元の記事 :https://racingnews365.com/mercedes-lodge-monaco-appeal-as-fia-confirm-hearing-da...





