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フェラーリ、マイアミGPアップグレードに「負のループ」懸念

フェラーリ、マイアミGPアップグレードに「負のループ」懸念

要約
フェラーリはマイアミGPに大規模アップグレードを投入したが、パフォーマンス向上に繋がらず、負のループに陥るリスクが指摘されている。

元フェラーリのレースエンジニア、ロブ・スメドレーは、マイアミGPで大量のアップグレードがパフォーマンス向上に結びつかなかったことから、スクーデリアが「負のループ」に陥る危険性を警告した。ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールはそれぞれ6位と8位に終わり、ルクレールはタイヤ劣化に苦しみ、リードを失い後半スピンを喫した。

重要な理由:

フェラーリはマイアミGPに他チームを上回る11のアップグレードを持ち込んだが、改善が見られなかったことで、シミュレーションと実走パフォーマンスの相関関係に深刻な疑問が生じている。開発の方向性に欠陥があれば、限られたATR(空力テストリソース)を巻き戻し作業に費やすことになり、2026年シーズン全体が頓挫しかねない。

詳細:

  • フェラーリSF-26のアップグレード: 5週間の休止期間を経て11のパーツを導入。しかしハミルトンは序盤からトラブルが発生し、ルクレールはタイヤ劣化に苦戦。
  • ルクレールはミディアムタイヤでの「大幅な」低下を指摘し、「調査すべきだ。昨日に比べてかなりパフォーマンスを失っている」と語った。
  • スメドレーの警告: 「これで負のループが始まる…逆設計プロセスがぐるぐる回り続ける。」風洞とCFD(ATR)の時間には限りがあり、相関関係修正に使えば開発が停滞する。

行間:

スメドレーの発言は典型的な落とし穴を浮き彫りにする:実走データがシミュレーションと一致しない場合、チームは改善ではなく診断に貴重な時間を浪費する。ATR上限の下では、これは「魂を削る」ことであり、早期に解決できなければシーズンの進歩が実質的に終わる可能性がある。

次なる一手:

フェラーリは、これらのアップグレードが根本的に欠陥があるのか、それともセットアップの問題がポテンシャルを隠してしまったのかを緊急に調査しなければならない。次のレースでは、彼らがこのループを断ち切りパフォーマンスを取り戻せるかが鍵となる。また夏休み前までにルクレールのタイヤ劣化パターンの分析も必要だ。

元の記事 :https://www.gpblog.com/en/news/smedley-warns-ferrari-stuck-in-negative-loop-afte...

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