
フェラーリCEO、バセーリ代表との不仲説を否定も、2027年以降の去就には言及せず
フェラーリのベネデット・ヴィニャCEOは、フレッド・バセーリ代表との関係が悪化しているという主張を公に否定しました。しかし、個人的な信頼関係は維持されているものの、経営陣が2027年に向けたバセーリ氏の役割を明確に保証しなかったことで、後継計画に関する憶測が加速しています。
Why it matters:
スクデリア・フェラーリにとって、トップの安定は不可欠です。特にプレッシャーの大きい2026年シーズンに向けて、バセーリ氏の将来に関する不透明感は、チームの士気や戦略的な計画に影響を及ぼす懸念があり、絶対的な王座奪還を目指すチームにとってリスクとなり得ます。
The Details:
- 「フェイクニュース」としての否定: ヴィニャCEOは不仲説を「フェイクニュース」と一蹴し、バセーリ氏と共に食事をしながら、互いに反目し合っているという記事を笑い飛ばしたエピソードを明かしました。
- 曖昧な回答: マリア・コンティ広報責任者は、バセーリ氏への「全幅の信頼」を改めて表明しましたが、来年以降もチームを率いる意向については明言を避けました。
- 内部からの示唆: ルイス・ハミルトンは、現在の組織体制は「見直すべき点がある」と漏らしており、マネジメント体制の刷新を望んでいる可能性が示唆されています。
- 後任候補の浮上: バセーリ氏の段階的な退任を検討しているとの報道もあり、後任としてWEC責任者のアントネロ・コレッタ氏やジェローム・ダンブロシオ氏の名前が挙がっています。
Between the Lines:
ここでのポイントは、「個人的な関係」と「職務上の任期」を切り離して考えている点です。ヴィニャCEOは友情を強調することで、組織構造上の問いを巧みに回避しました。マラネロの企業文化において、現在の信頼を表明することが、必ずしも2027年までの契約完遂を保証するわけではありません。
What's next:
2026年シーズンが進むにつれ、パドックは騒動に終止符を打つ決定的な声明を注視することになるでしょう。もし後継計画が進んでいるのであれば、フェラーリ側はこれを「不仲による解任」ではなく、バセーリ氏がよりストレスの少ない役割に就くための「戦略的な移行」として提示すると考えられます。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/ferrari-benedetto-vigna-fred-vasseur-2027-future





