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F1チーム、2026年マシンの初シェイクダウンテスト成功で安堵の息

F1チーム、2026年マシンの初シェイクダウンテスト成功で安堵の息

要約
F1チームが、2026年技術規約大改革後の初の非公開シェイクダウンテストを成功裏に終え、安堵の息をついた。メルセデス、フェラーリ、レッドブルなど主要チームが安定走行を記録し、2014年時よりも順調な滑り出しとなった。本格的な性能競争はバーレーン公式テストから始まる。

F1の複雑な2026年技術規約大改革への当初の懸念にもかかわらず、バルセロナで行われた非公開のシーズン前シェイクダウンテストは、新時代を驚くほど順調にスタートさせた。メルセデスやフェラーリといったチームは数百周に及ぶ安定した走行を記録し、新パワーユニットサプライヤーのレッドブルとアウディも重要な初期走行距離を完走。問題の多かった2014年のエンジン変更時よりも安定した始まりを告げる結果となった。

重要性:

2026年規約は、電気エネルギーへの比重が大幅に高まったパワーユニットの大改訂を含め、10年ぶりの最大の技術的変革を象徴する。混乱や信頼性の低いスタートは、シーズンが始まる前から開発競争と順位構図を崩しかねなかった。今回の成功したシェイクダウンは、主要な信頼性への懸念を和らげ、チームが公式バーレンテストで性能向上に集中することを可能にし、メルボルン開幕戦に向けた前向きな基調を築いた。

詳細:

5日間の非公開テストでは、各チームは3日間の走行日程を選択可能で、大半は新型マシンを理解し、重要な走行距離を確保するためにこの時間を活用した。

  • メルセデスは信頼性の面でベンチマークとして台頭し、W17で驚異の500周を完走。同チームは予備的なレースシミュレーションや予選ランニングまで進め、膨大なデータを収集した。
  • フェラーリは静かに生産的な週を過ごし、自チーム及びカスタマーチームを通じてエンジンが約1,000周に近い走行を記録。シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンはともに、2024年と比べてより順調なスタートだったと報告した。
  • レッドブルの自社開発新型パワーユニット(レッドブル・フォード・パワートレイン)は印象的なパフォーマンスを見せ、イサック・アジャールのクラッシュにもかかわらず、ワークスチームが303周を完走。姉妹チームのレーシングブルズは319周を追加し、新サプライヤーの力強いデビューを印象付けた。
  • アストンマーティンは物流上の問題で遅れて到着したが、エイドリアン・ニューイがチームのために設計した初のマシンをテストできた。フェルナンド・アロンソが最終日に61周を完走し、根本的に異なる新型マシンを初めて検証する機会を得た。
  • ウィリアムズは注目すべき不参加チームとなり、シーズン初期のレースに向けたスペアパーツの確保を損なわないようテストを回避する選択をした。ジェームズ・ボウルズ・チーム代表はこの決定について「非常に辛いが」必要だったと述べた。
  • アルピーヌ(新型メルセデスパワーで349周)、ハース(391周)、新規参戦のキャデラックチーム(164周)など、他のチームも様々な軽微な問題を克服し、生産的な走行と貴重なデータ収集を報告した。

今後の展開:

真の作業は、シーズン初期のレース条件をより反映するバーレーンでの公式シーズン前テスト(6日間)で始まる。バルセロナがシステムチェックと信頼性に関するテストだったとすれば、バーレーンではチームが本格的な性能走行とセッティング探求を開始する場となる。ウィリアムズやアストンマーティンのように走行が限られていたチームにとっては、挽回が最優先課題となるだろう。トップチームの焦点は「マシンが走るか」から「どれだけ速いか」へと移行し、2026年の序列に関する最初の真の競争的な手がかりを提供することになる。

元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/team-by-team-how-barcelonas-f1-shakedown-went...

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