
F1、チケット販売パートナーに「Fever」を起用。10年ぶりの刷新へ
フォーミュラ1(F1)は、2027年から5年間の新公式チケット販売オペレーターとして、エンターテインメント・テクノロジー・プラットフォームの「Fever」を起用することを決定しました。これにより、10年以上にわたり運営を担ってきたプラティニウム・グループ(Platinium Group)との契約が終了します。Feverは、一般入場券、ローカル・ホスピタリティ、パドッククラブのすべての販売管理を担い、同時にモータースポーツのデジタルインフラを全面的に刷新します。なお、FeverはすでにIfema Madridとの契約を通じて、マドリッドの「マドリング」で開催される初のスペインGPのチケット管理とファンエンゲージメントを担当しており、今回の提携でその関係をさらに深化させます。
Why it matters:
F1の世界的視聴者数が増加し続ける中、視聴者をいかに「チケット購入者」へと転換させるかは、最大の商業的課題の一つです。世界中のファンの中で実際にサーキットに足を運ぶ人はごく一部に留まっており、デジタル購入プロセスのあらゆるタッチポイントが極めて重要な意味を持ちます。現代的でストレスのないプラットフォームは、単なる利便性の向上ではなく、娯楽の選択肢が増えた現代のファンに長期的なロイヤルティを築くための戦略的ツールとなります。
The details:
- オペレーターの交代: モナコを拠点とし、10年以上にわたりF1のチケット運営を担ってきたプラティニウム・グループからFeverへ交代します。
- 運用範囲: 2027年シーズンより、一般入場券、ローカル・ホスピタリティ、パドッククラブの全公式販売を統括します。
- プラットフォームの刷新: F1.comの既存プラットフォームを全面的にリニューアルし、検索性の向上、購入手続きの簡素化、カスタマーサービスの強化を図ります。
- 実績の活用: Feverはすでに2035年までIfema Madridと長期契約を結んでおり、マドリングでのスペインGPを含むチケット販売とエンターテインメント企画を担当しています。
- F1側の視点: エミリー・プレイザーF1最高商業責任者(CCO)は、ライブ体験がスポーツの基準に見合うよう、検索および予約プロセスをより簡便にすることの重要性を強調しました。
- Fever側の視点: マリアノ・オテロFever事業開発担当シニアバイスプレジデントは、本合意は世界で最も要求レベルの高いスポーツプロパティに対し、革新的な技術ソリューションを提供できる当社の能力を反映したものだと述べています。
What's next:
2027年の導入まで2年という期間がありますが、今後の焦点は、Feverが24戦以上の過密なカレンダー全体にどのようにシステムをスムーズに統合できるかに移ります。マドリードでのプロジェクトは一つの証明となりますが、そのモデルを世界規模にスケールさせることはさらに大きな挑戦となるでしょう。もしプラットフォームが期待通りの成果を出せば、この交代はF1が世界中の観客をライブイベントへと結びつける手法における、永続的な転換点となるはずです。
元の記事 :https://www.blackbookmotorsport.com/news/f1-fever-tickets-supplier-fan-engagemen...







