
アストンマーティン、ホンダPU問題でFP3遅延。ニューウェイ代表「永久的な神経損傷」の懸念も
アストンマーティンは、問題を抱えるホンダパワーユニットへの作業により、オーストラリアGP第3フリー走行でランス・ストロールのマシンがコースインするのが遅れる見込みだ。これは、振動によるバッテリー損傷とドライバーの安全懸念に彩られた災難的な週末をさらに悪化させる事態である。エイドリアン・ニューウェイ・チーム代表は、激しい振動がドライバーに「永久的な神経損傷」をもたらす可能性があると警告。マシンが予選を通過したとしても、決勝レースでは「非常に制限された」走行しかできないと述べた。
なぜ重要なのか:
この危機は、アストンマーティンとホンダの重要な新ワークス・パートナーシップのスタートを惨憺たるものにした。メルボルンでのレース週末全体を脅かし、チームの当面の競争力に重大な疑問を投げかけている。マシン損傷、ドライバーの安全リスク、予選失格の可能性が重なり、シーズン開始早々から深刻な技術的混乱に陥ったチームの姿を浮き彫りにしている。
詳細:
- チームは、ストロールのホンダパワーユニットへの作業により、彼のマシン再組み立てが遅れ、FP3開始が後ろ倒しになると確認した。
- 重要コンポーネントの故障: AMR26の深刻な振動が、パワーユニットのバッテリーシステムに損傷を与えている。ニューウェイ代表は、チームがスペアのバッテリーを保有していないことを確認した。
- ドライバー安全への警鐘: エイドリアン・ニューウェイ・チーム代表は、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールがあまりに多くの周回をこなせば「永久的な神経損傷」につながりかねないほど、振動が深刻であると述べた。
- 大幅に制限された走行: このためチームは、日曜日の決勝レース中に「非常に制限された」走行を計画せざるを得ず、レース戦略が大幅に制限される。
- 予選通過の危機: レース出場そのものが、まず両マシンの予選通過が前提となる。マシンのペースが著しく劣る状況では、107%予選ルールを下回るタイムとなった場合、FIAが彼らのレース出場を許可する保証はない。
- 限定的な周回数の見通し: 仮にレースに出場できたとしても、アロンソは最大25周程度は持ちこたえられると推測している一方、ストロールは自身のマシンは問題が耐え難くなる前に約15周しか持たないと考えている。
今後の展開:
差し迫った焦点は、予選に向けたマシン準備との時間との戦いであり、両アストンマーティンがオーストラリアGPのスタートを許可されないという現実的な可能性が存在する。チームは、これらの根本的な振動問題を迅速に理解し是正するという途方もない課題に直面している。それができなければ、2026年シーズン、そして重要なホンダとのパートナーシップが、本格的に始動する前に頓挫するリスクにさらされることになる。
元の記事 :https://racingnews365.com/aston-martin-suffer-latest-setback-in-honda-saga





