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アップル、F1映画制作の経験を活かし2026年からの米国放映権獲得に動く

アップル、F1映画制作の経験を活かし2026年からの米国放映権獲得に動く

要約
アップルは、F1映画制作で得た協業経験を基に、2026年からの米国F1放映権獲得に動き出した。ストリーミング中心の新たなアプローチで、米国市場におけるF1の拡大を主導する見込み。

アップルが2026年から米国におけるフォーミュラ1(F1)の放映権獲得に向けて動き出した背景には、間もなく公開予定のF1映画の制作経験が大きく影響している。アップルのグローバルスポーツ責任者、ジム・デロレンゾは、先日ロンドンで開催された「オートスポーツ・ビジネス・エクスチェンジ」で、生中継されるレース週末に制作チームを組み込んで協業した経験が、F1との関係をより深める自信につながったと説明した。

なぜ重要なのか:

アップルのF1放映市場への潜在的参入は、このスポーツにとって最も重要な成長地域である米国において、大きな変革の兆しを示している。従来のケーブルモデルから脱却し、アップルはF1のデジタルネイティブなファン層に合致する「ストリーミング・ファースト」のアプローチをもたらすだろう。この入札は、自社エコシステム内でのエンゲージメントを高めるためにプレミアムコンテンツを確保しようとするテック大手にとって、ライブスポーツ中継権の価値が高まっていることを浮き彫りにしている。

詳細:

  • パートナーシップ第一主義:デロレンゾは、アップルが「単発の取引を行う会社ではない」と強調した。映画制作にはF1運営陣、チーム、ドライバーと密接に連携する必要があり、その過程で双方が「ファン体験へのこだわり」を共有していることが明らかになった。
  • 理念の一致:ブラッド・ピット主演の映画制作チームを生中継レースに組み込むという物流上の課題は、独特の絆を育んだ。アップルは、F1が「ファンのための正しいこと」に焦点を当てる姿勢が、自社の企業理念と一致していると感じた。
  • 戦略的確信:2023年と2024年シーズンにおける協業の成功は、触媒として作用した。現場でパートナーシップが機能する姿を目の当たりにし、アップルは機会が訪れた際にライブ中継権の入札に踏み切る確信を得た。
  • 顧客中心のアプローチ:アップルは、スポーツを顧客にとって不可欠なコンテンツと見なしている。このスポーツを舞台にした架空の物語を創作することから、現実のレーシングを中継することへの移行は、彼らの戦略において自然な進化である。

今後の展開:

現在の米国放映権契約が満了を迎える中、アップルは次の権利サイクルにおいて有力な競争者としての地位を確立しつつある。映画制作で築いた人脈と信頼を活用し、アップルは創造的なパートナーシップを放送の一大勢力へと転換し、米国ファンによるF1の消費形態を再構築する可能性を秘めている。

元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/apples-f1-movie-success-paved-the-way-for-its...

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