
レッドブル、ガスリーのモナコ表彰台復帰に不服申し立てへ
レッドブルは、ピエール・ガスリーのモナコGPでの表彰台復帰を認めたスチュワードの決定に対し、不服申し立てを行うことを明らかにしました。ローラン・メキース代表は、今回の挑戦はスポーツの整合性を保つための「原則の問題」であると主張しています。今回の騒動は、アルピーヌが「レビュー権(Right to Review)」を行使し、モンテカルロのピットレーンにおける距離測定の誤りが判明したことで、ガスリーに科されていた2度の5秒ペナルティが取り消されたことに端を発しています。
Why it matters:
この問題は、ライバルドライバーがレース中にすでに消化したペナルティーを、後からどのように扱うかというF1における大きな「グレーゾーン」を浮き彫りにしました。ジョージ・ラッセルを含む4人のドライバーが同じ監視システムでペナルティーを受けており、チェッカーフラッグ後にガスリーの制裁のみを取り消すことは、レース運営の一貫性を損なう前例になると各チームは懸念しています。
The details:
- ガスリーは本来3位でフィニッシュしましたが、2度の5秒ペナルティにより、レッドブルのルーキー、アイザック・ハジャーに表彰台を奪われました。しかしその後、アルピーヌはコース測定の不備により、実際には時速60kmの制限速度を超えていなかったことを証明しました。
- 広範な影響: オスカー・ピアストリやジョージ・ラッセルなど、他の4人のドライバーも今大会でペナルティを受けています。特にラッセルの場合はペナルティへの対応ミスからドライブスルーへと発展し、最終的に12位まで順位を下げました。
- レッドブルの主張: メキース代表は、いかなる測定システムも完璧ではないが、このシステムは長年一貫して運用され、パドックでも受け入れられてきたと述べました。大多数のドライバーが問題なく遵守していたことを挙げ、事後的に結果が変更される事態を避けるため、「十分に堅実なアプローチ」が必要だと論じています。
- メルセデス側の動き: トト・ヴォルフ代表も、意思決定プロセスに関与するため、メルセデスとしてレビュー権を申請したことを認めました。ただし、現在のスポーツ規則の下で、すでに執行されたペナルティを覆すことは「極めて困難」であるとの認識を示しています。
What's next:
レッドブルとマクラーレンは、96時間の期限内である6月16日(火)までに、国際控訴裁判所(ICA)へ正式な不服申し立てを行う必要があります。この判決は、FIAがすでに公式順位に影響を与えたオントラック・ペナルティを覆すための基準を明確にする契機となるでしょう。
元の記事 :https://www.gpblog.com/en/news/red-bull-set-to-appeal-gasly-monaco-gp-podium-as-...






