
フェルスタッペン、セットアップの不調でカタールGPスプリントは「生き残る」ことを誓う
現世界王者マックス・フェルスタッペンは、レッドブルのマシンでセットアップの方向性を誤ったため、カタールGPスプリントレースに向けて厳しい戦いになると覚悟しており、「生き残る」ことに集中すると述べている。スプリント予選で経験した激しいバウンシングと、アンダーステアからオーバーステアへと攻撃的に変化するバランスにより、彼は6位に沈み、ポールポジションを獲得したオスカー・ピアッティからコンマ5秒近く遅れる結果となった。
なぜ重要か:
フェルスタッペンの本来の調子とはかけ離れたパフォーマンスは、レッドブルにとって致命的なセットアップのミスを示唆している。パルク・フェルメ規定によりスプリントレース前のセットアップ変更ができないため、獲得ポイントに深刻な影響を与え、マクラーレンのようなライバルにアドバンテージを与える可能性がある。メインレースはまだ先だが、スプリントでの不調は、現在ランド・ノリスに遅れをとっているチャンピオンシップへの意欲を削ぐかもしれない。
詳細:
- 予選での苦闘:フェルスタッペンは、SQ2(ミディアムタイヤ)およびSQ3(ソフトタイヤ)の両方で「深刻なバウンシング問題」と、「高速域でオーバーステアへと転じる、非常にアグレッシブなアンダーステア」を報告した。
- グリッド順位:彼はチームメイトの角田裕毅に初めて遅れをとり6位で予選を終え、スプリントポールを獲得したマクラーレンのオスカー・ピアッティより約0.5秒遅かった。
- パルク・フェルメの影響:パルク・フェルメ規定により、チームはスプリント予選とスプリントレースの間でセットアップ変更ができないため、フェルスタッペンを現在の問題のあるマシンのバランスに固定してしまう。
- 原因に関するチーム内の見解の相違:レッドブルのヘルムート・マルコ氏は、主な問題はソフトタイヤであったと示唆し、「ミディアムタイヤではバウンシングはなかった」と述べた。しかし、フェルスタッペンがミディアムでも序盤に苦労した事実は、この見解を部分的に否定する。
- 異なるアプローチ:マルコ氏は、レッドブルはドライバーごとに2つの異なるセットアップアプローチを持っていたと指摘。「角田は安定したリアが必要で、マックスはしっかり食いつくシャープなフロントが必要だ」とのこと。施された変更は、フェルスタッペンよりも角田に有利に働いたようだ。
今後の展望:
19ラップのスプリントレースにおけるフェルスタッペンの当面の目標は、これ以上の問題なくマシンをゴールまで運ぶことだ。レッドブルの最優先事項は、日曜日のメインGP予選および決勝に向けたセットアップの問題を分析し、解決することになるだろう。スプリントでのポイント獲得はボーナスとなるだろうが、チャンピオンシップポイントがより大きくかかっている状況で、同様のパフォーマンス低下を繰り返さないことに焦点が当てられている。
元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/max-verstappen-survive-qatar-f1-sprint-after-...






