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セバスチャン・ベッテル、フェラーリ最終シーズンを『下降期』と認める

セバスチャン・ベッテル、フェラーリ最終シーズンを『下降期』と認める

要約
ベッテルはフェラーリ最終シーズンで成績とモチベが低下し、ルクレールとの競争が転機となったと認めた。

セバスチャン・ベッテルは、フェラーリでの最後のシーズンを振り返り、2019・2020年シーズンですでに成績とモチベーションが『下降期』に入っていたことを認めた。四度の世界チャンピオンは、キャリアのピークは過ぎ、意欲的なチャールズ・ルクレールの加入が自身の優先順位に変化をもたらしたと語る。

Why it matters:

ベッテルの率直な自己評価は、伝説的チームでトップドライバーが経験する心理的・パフォーマンス的な低下を稀に示すものだ。若くて飢えているチームメイトが現れたとき、ドライバーのピークは限られた期間しか続かないことを浮き彫りにする。これは最高レベルのスポーツにおいて、最高の成功を収めた後にモチベーションを維持する難しさという共通の物語を映し出す。

The details:

  • ベッテルはレッドブルで4度のタイトルを獲得した後、2015年にフェラーリへ移籍し、2017・2018年シーズンでチャンピオン争いの中心となった。
  • 2019年にチャールズ・ルクレールが加入し、チーム内のダイナミクスは劇的に変化した。ルクレールは初年度にベッテルの240ポイントを上回る264ポイントを獲得し、勝利数も上回った。
  • 2020年はフェラーリにとって厳しい年で、ルクレールは98ポイント、ベッテルは33ポイントにとどまった。この年、フェラーリはすでに2021年にベッテルをカルロス・サインツに交代することを決定していた。
  • ベッテルはモチベーションの違いを重要な要因と指摘。ルクレールは5位や6位といった小さな成果にも熱意を示したが、ベッテルは勝利だけに執着し、過去の成功によりその情熱が鈍っていた。
  • COVID-19で中断された2020シーズンはベッテルに長い休養を与え、その間に世界情勢や家族について考える時間が増え、競技志向からさらに距離を置くことになった。

Between the lines:

ベッテルがアストン・マーティンへ移籍した背景には、自己への『まだできるか』という問いに答える必要があった。彼はこの不安はドライバー全般に共通し、尊敬するマイケル・シューマッハでさえ同様だったと明かした。アストン・マーティンで期待通りの結果は出せなかったものの、運転感覚を再発見し、時折『ピークパフォーマンス』を見せられることを確認する重要な期間となった。

What's next:

引退したベッテルは、フェラーリでの出来事を突然の崩壊ではなく、徐々に下り坂になったと位置付けている。彼の正直さはキャリアの歴史的記録に深みを加え、モータースポーツの頂点に立つチャンピオンのモチベーションとパフォーマンスのライフサイクルに関する貴重な視点を提供する。

元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/why-sebastian-vettel-was-already-on-his-way-d...

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