
パルマー氏「フェラーリはシーズン終了までに最速マシンを手にする可能性がある」
元F1ドライバーのジョリオン・パルマー氏は、フェラーリの攻撃的な開発ペースと今後のパワーユニットのアップグレードにより、スクーデリア・フェラーリが2026年シーズン終了までにはグリッド最速のマシンを保有することになると分析しています。この評価は、ルイス・ハミルトン選手がバルセロナ・カタルーニャGPで圧倒的な勝利を収め、メルセデスの完璧なスタートに終止符を打ち、フェラーリを真のチャンピオン候補へと押し上げたことを受けたものです。
Why it matters:
メルセデス(シルバーアローズ)がオーストラリア、中国、日本、マイアミ、カナダ、モナコと開幕6戦を独占し、圧倒的な支配力を見せていましたが、ついにフェラーリが実質的な脅威として浮上しました。ハミルトン選手のスペインでの勝利は、マラネロのチームがトップ争いに十分対抗できることを証明し、一方的な展開になりかけていたタイトル争いを真の激戦へと変えました。
The details:
- パルマー氏はポッドキャスト『F1 Nation』の中で、フェラーリのADUOパワーユニットのアップグレードが、今後のパフォーマンス向上における大きな鍵になると指摘しました。メルセデスも開発を進める見込みですが、パルマー氏はフェラーリの急激なイノベーション曲線こそが、シーズン最終戦までに最高のパッケージを実現させると唆しています。
- 現在、ルイス・ハミルトン選手はドライバーズランキング2位につけており、首位のキミ・アントネッリ選手に41点差、3位のジョージ・ラッセル選手に9点差をつけています。ハミルトン選手は、複数のペナルティでポイント圏外に沈んだ元チームメイトのラッセル選手を、モナコでの2位入賞により追い抜きました。
- オーストリアGPを前に、ルイス・ハミルトン選手は今週末にフェラーリが新エンジンを導入することを認めました。このアップグレードを、劇的な解決策というよりは「有意義な一歩」と表現しつつも、チームの方向性が正しいことを裏付け、工場が追い求めるべき明確な「北極星(指針)」を与えてくれるものであると強調しました。
What's next:
ルイス・ハミルトン選手は、メルセデスが依然として「ワールドチャンピオン」レベルの安定感を持つベンチマークであると認めつつも、タイトル奪取の可能性を否定していません。両チームが重要なアップグレードを導入し、フェラーリがついに一貫した開発戦略の下にまとまった今、スクーデリアがこの攻撃的な進歩を維持できれば、2026年の王座争いは極めて激しいものになるでしょう。
元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/ferrari-could-have-best-car-by-end-of-2026-f1...






