
イタリアGP最終プラクティス:ノリスがルクレールを抑えトップタイム
要約
ランド・ノリスがイタリアGP最終プラクティスでシャルル・ルクレールを僅差で上回りトップタイムを記録。予選に向けて激しい戦いが予想されます。
ランド・ノリスは、モンツァで開催されたF1イタリアGPの最終プラクティスセッションでシャルル・ルクレールを僅差で抑え、トップタイムを記録しました。この結果は、激戦が予想される予選に向けての舞台を設定しました。
なぜ重要なのか
上位11名のドライバーが0.5秒以内にひしめき合うという非常に接戦のタイムシートとなり、予選での激しい戦いが予想されます。ノリスとオスカー・ピアストリがトップ3に入るなど、マクラーレンの一貫したパフォーマンスは、彼らが今週末に好成績を収める可能性を示唆しています。
詳細
- ノリスは1分19秒331の最速タイムを記録し、フェラーリのシャルル・ルクレールをわずか0.021秒差で上回りました。ルクレールはセッション終盤に最速ラップを叩き出しました。オスカー・ピアストリはマクラーレンのチームメイトであるノリスから0.165秒差の3位でした。
- 路面コンディションの変化が重要な役割を果たし、セッション後半にはソフトタイヤで最速タイムが出ました。ノリスは序盤、ハードタイヤで苦戦したものの、最後の15分でトップに躍り出ました。
- ルクレールは、第2レズモコーナーでコースを広く使いすぎてグラベルに入りかけるというヒヤリとする場面がありましたが、巧みに立て直しました。
- マックス・フェルスタッペンはノリスから0.167秒差の4位でしたが、セッション序盤にはハードタイヤで印象的なペースを見せました。また、エステバン・オコンとの軽い接触があり、無線で不満を漏らす場面もありました。
- ジョージ・ラッセルが5位で堅実な走りを見せ、ガブリエル・ボルトレートはザウバーで6位に入り印象的な活躍でした。ルイス・ハミルトン、アイザック・ハジャー、キミ・アントネッリ、アレックス・アルボンがトップ10を締めくくりました。
今後の展望
安定したコンディションが予想される中、モンツァではスリリングな予選セッションが期待されます。予選は現地時間午後4時(日本時間午前12時)に開始され、ポールポジションを巡る激しい戦いが繰り広げられるでしょう。
元の記事 :https://speedcafe.com/f1-news-2025-land-norris-tops-final-italian-practice-monza...