
悪天候の脅威によりマイアミGPスタート時間を再検討、FIAが「レイン・ハザード」プロトコルを発動
激しい雷雨と大雨が予想されるため、F1関係者はマイアミグランプリのスタート時間を日曜日の午前中に繰り上げる案を検討しています。予定された午後のレース開始時刻に悪天候が重なる見込みを受け、FIAは本イベント向けに新たに導入した「レイン・ハザード」プロトコルを既に発動しました。最終決定は予選後に下されます。
なぜ重要なのか:
マイアミでのレース中の豪雨は、視界不良やハイドロプレーニング現象を引き起こし危険な状態を生み出す可能性があります。しかし、事前のスケジュール変更は複雑な運営作業を伴います。レースプログラム全体を変更することは、全世界の放送スケジュール、観客の来場、チームの運営に影響を与えます。さらに、フロリダ州の厳格な落雷安全プロトコルでは、サーキット自体に雨が降っていなくても、会場周辺で落雷が検知されれば直ちにトラック活動を中断しなければなりません。そのため、事前の計画が極めて重要です。
詳細:
- 差し迫った脅威: 現地気象サービスは、マイアミ・インターナショナル・オートドローム周辺に現地時間午後1時頃、雷雨と大雨が襲来する可能性があると予測しており、計画されたレース開始時刻と直接重なります。
- 予選後の決定: F1、FIA、地元当局間の協議は土曜日の予選セッション後に実施され、日曜日のスケジュールを確定する前に最新の気象予報を反映できるようにします。
- 安全規則: フロリダ州は屋外イベントに対して厳格な安全対策を実施しています。会場から特定の半径内に落雷が存在するだけで、サーキット自体の降雨の有無に関わらず、トラック活動の即時中断が義務付けられます。
- FIAの「レイン・ハザード」プロトコル: ウェットコンディションを見越し、FIAは本レースに対して正式にレイン・ハザード状態を宣言しました。これは2026年に導入された規則で、パルク・フェルメ制限を一時的に緩和します。
- チームは、ウェットトラックでのプランク(底板)の過度な摩耗を防ぐため、マシンのライドハイト(車高)を上げることが許可されます。
- 雨の中での安定性とドライバビリティを向上させるため、フロントウイング角度の調整も認められます。
今後の展開:
全ての関係者は現在、予選後の会合を待つ保留状態です。F1にとって理想的なシナリオは予定通りにレースを実施することですが、最優先事項は安全性と、断片的になったり中断されたりする可能性のあるレースを避けることです。予報が確固たるものになれば、悪天候が到着する前に完全かつより安全なレース距離を確保するため、スタート時間を午前に繰り上げることが最も可能性の高い結果となるでしょう。
元の記事 :https://www.gpblog.com/en/news/miami-gp-start-time-may-face-revision-as-talks-se...






