
メルセデス、中国GP第1フリー走行でトップに立つ。低温の上海サーキットでドライバーたちが苦戦
メルセデスのジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリが、2026年中国グランプリの第1フリー走行セッションで1-2位を記録し、トップに立った。サーキットは低気温のためグリップ確保が難しく、それによりスピンやインシデントが多発した。
なぜ重要なのか:
上海サーキット復帰後、初のセッションにおいて、メルセデスがソフトタイヤ(予選コンパウンド)で強さを見せ、順位の最初の手がかりを提供した。フリー走行のタイムが常に決定的とは限らないが、シルバーアローズの1-2フィニッシュ、そしてレッドブルのマックス・フェルスタッペンが8位に沈んだことは、今週末が競争的になる可能性を示唆している。低気温とグリップ不足は、全チームが直面する核心的な課題を浮き彫りにした。
詳細:
- メルセデスの優位: ジョージ・ラッセルがセッション終盤にソフトC4タイヤで1分32.741秒のベンチマークを樹立。チームメイトのキミ・アントネッリが0.120秒差で続き、1分32秒台を記録した唯一のドライバーとなった。
- マクラーレンの接戦: ランド・ノリス(3位)が、チームメイトのオスカー・ピアストリ(4位)を最終予選シミュレーションで0.176秒差で辛くも上回った。これは、チームの中国における1周ペースが向上したことを示唆している。
- フェラーリの複雑なセッション: シャルル・ルクレールは5位で終えたが、最終コーナーでのミスで最終プッシュラップを台無しにした。ルイス・ハミルトンは6位で、チームメイトから0.5秒以上遅れ、ターン6でスピンを経験した。
- 過酷な条件: 気温がわずか12°Cと低く、タイヤのウォームアップが困難で、数多くのロックアップやスナップが発生した。ラッセル、ノリス、アルピーヌのフランコ・コラピントなど、複数のドライバーが危険な瞬間を味わった。
- セッション中断: セッションは2度中断された。最初はデブリ撤去のためのバーチャルセーフティカー、その後はレーシングブルズの新人アーヴィッド・リンドブラッドが機械的トラブルでトラック上に停止し、わずか6周でセッションを終了した。
- その他のインシデント: ハースのオリバー・ベアマン(7位)がセッション終盤にスピンし、ランス・ストロールをかすめるようにかわした。アルピーヌのフランコ・コラピントは、マシンがニュートラルに引っかかりピットレーンで一時的に問題を起こした。
今後の展開:
FP1のデータは、本日遅く行われるスプリント予選に向けたマシンセットアップを調整する上で極めて重要となる。各チームは、冷え込んだ上海サーキットがもたらす独特のタイヤウォームアップ問題を理解することに注力するだろう。メルセデスが示した1周の優位性を維持できるか、そしてマクラーレンやフェラーリがスプリントグリッド決定の際に差を詰められるか、すべての注目が集まる。
元の記事 :https://speedcafe.com/f1-news-2026-chinese-grand-prix-fp1-practice-results-georg...





