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マックス・フェルスタッペン、ニュルブルクリンクGT3参戦許可を取得 - GT4での活躍が鍵に

マックス・フェルスタッペン、ニュルブルクリンクGT3参戦許可を取得 - GT4での活躍が鍵に

要約
マックス・フェルスタッペンが、ニュルブルクリンクのGT4クラスでのデビュー戦で成功を収め、GT3クラス参戦に必要なDMSBパーミットを取得しました。これにより、かねてからの目標であるニュルブルクリンク24時間レースへの道が開かれました。

マックス・フェルスタッペン、ニュルブルクリンクGT3レース参戦許可を取得

マックス・フェルスタッペンは、ニュルブルクリンクのGT3クラスでのレース参戦に必要なDMSB(ドイツモータースポーツ連盟)の公式許可を取得しました。これは本日行われたGT4クラスでのデビュー戦での成功に続くもので、長年の念願であるニュルブルクリンク24時間レースへの参戦という目標に向けた、重要な一歩となります。

なぜ重要か: この許可証の取得は、フェルスタッペンにとって耐久レース分野での新たな可能性を開くものです。フォーミュラ1(F1)以外での彼の多様な才能を示す機会であり、4度のF1ワールドチャンピオンが象徴的なニュルブルクリンク24時間レースに挑戦するという野望を実現するための、不可欠なステップと言えます。

全体像: フェルスタッペンは以前から、主要な耐久レースイベントへの参戦願望を公言しており、特にニュルブルクリンク24時間レースを主要なターゲットとしてきました。GT4クラスでのレースを通じて、必要なニュルブルクリンク・パーミット(Aライセンス)を取得することは、この目標達成のための前提条件でした。

詳細:

  • フェルスタッペンは、Verstappen.comのカラーリングを施したポルシェ718ケイマンGT4 CSでレースに臨みました。
  • 予選では直ちにその実力を示し、自身のCUP 3(G)カテゴリーで最速タイムを記録。エンジン出力制限や追加重量を課せられていながらも、複数のProAM車両をも上回る速さを見せました。
  • 4時間のレースでは、チームメイトのクリス・ルルハムと共に7位でフィニッシュしました。
  • パーミット取得プロセスには当初、難航も報じられました。主力車両(#89)の技術的な問題から、規定周回数(14周)を完走できるかどうかが懸念されていました。しかし、フェルスタッペンはルルハムが最終スティントを担当する前に、#980車両に乗り換えて規定走行距離を無事達成しました。

フェルスタッペンは、成功を収めたレース後、満足の意を表明しました。

「すべてがスムーズに進み、DMSB Permit Nordschleifeを取得できて嬉しい。本当に楽しかったし、ここ(ニュルブルクリンク)ではいつも楽しいんだ。レースで、速い車や遅い車とのトラフィックの中でスティントを走れたのは良かった。」 「『コード60』によるレース中立化、ダブルイエロー、シングルイエローフラッグも経験した。ウェット、ドライ、そしてミックスコンディションでも走行した。どこにグリップがあるか、ないかを把握する経験を積み、スタート手順も完了できた。このサーキットでの経験をさらに積めたのは本当に良かった。」

今後の展開: パーミットの取得により、フェルスタッペンは明日、Emily Frey Racingチームのフェラーリ296でNLS GT3レースに参戦する資格を得ました。さらに重要なのは、この成果によって、来年開催される注目のニュルブルクリンク24時間レースへの参戦への道が開かれたことです。

元の記事 :https://www.gpblog.com/en/breaking-news/verstappen-officially-allowed-to-compete...

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