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ルイス・ハミルトン、『苦しい』ピレリテストでフルウェットのタイヤブランケット復活を要求

ルイス・ハミルトン、『苦しい』ピレリテストでフルウェットのタイヤブランケット復活を要求

要約
ルイス・ハミルトンがピレリテストでフルウェットタイヤへのブランケット使用を要求し、安全性向上を確認。ピレリは2026年に向けウェットタイヤ戦略の見直しを検討する公算。

ルイス・ハミルトンが、フェラーリのフィオラノサーキットで行われたピレリの2日間テストで、フルウェットタイヤにブランケットを使用するよう自ら要請したことを明らかにした。七度のワールドチャンピオンはこのテストを「苦しい」としつつも実りのあるものと評価。現在ブランケットなしで使用されているフルウェットタイヤは危険なほど滑りやすいと感じ、極端なウェットコンディションではブランケットが不可欠だという確信を得たという。

Why it matters:

F1におけるウェットパフォーマンスは長年の課題だ。2023年にピレリがエネルギー消費と環境負荷低減を目的にウェットタイヤのブランケット使用を禁止したことで、大雨の際にドライバーはグリップ不足に苦しみ、セーフティカー先導スタートや赤旗中断を余儀なくされてきた。ハミルトンが実走テストで得た直接的な意見は、この方針の見直しを加速させる可能性がある。

The details:

  • テストは4月にフィオラノで2日間、合計300周にわたって実施。ハミルトンは走行量の多さに「苦しい」と表現した。
  • ハミルトンはテスト中、エクストリームウェットタイヤへのブランケット装着をピレリに特別に依頼。ブランケットがない状態では最も滑りやすい状況でタイヤを暖めることがほぼ不可能だったと指摘した。
  • また彼は、自身の提案を受けてピレリがすでにインターミディエイトタイヤのブランケットを改良したことを明かし、「素晴らしい」一歩だと評価。
  • フルウェットにブランケットを装着した場合、グリップと安全性が「はるかに良くなった」と述べ、改善を実感した。

What's next:

ピレリは2026年シーズンに向けてウェットタイヤ戦略を再検討する可能性が高い。ハミルトンのフィードバックは、極端なコンディションにおけるブランケット例外措置を求める声を後押しする。FIAやチームは冷えたウェットタイヤの安全性を長年議論してきたが、ハミルトンというビッグネームが公に訴えたことで優先順位が上がるかもしれない。即座にルール変更とはならないものの、フィオラノのデータがピレリにフルウェットのブランケット禁止再考を促す可能性は大きい。

元の記事 :https://racingnews365.com/lewis-hamilton-reveals-f1-demand-after-painful-experie...

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