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ルクレール、メキシコGP初プラクティスでトップタイム rookiesの活躍、リンドブラッドに注目

ルクレール、メキシコGP初プラクティスでトップタイム rookiesの活躍、リンドブラッドに注目

要約
メキシコGP初プラクティスは、フェラーリのルクレールがトップタイム。ルーキー9名が走行する中、レッドブルのリンドブラッドが6位と躍進。タイトル争いのピアストリは4位だった。

メキシコシティGP プラクティスセッション

シャルル・ルクレール(フェラーリ)がメキシコシティGPの初プラクティスセッションでトップタイムを記録しました。この1時間は、F1の規定により走行義務を負う9名のルーキードライバーたちが主導したセッションとなりました。

マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、ルイス・ハミルトンといったトップドライバーたちが走行を見送る中、ルクレールはフェラーリで最速ラップをマーク。イギリスの若手、アーヴィド・リンドブラッドはレッドブルから参戦し、6位という好成績で注目を集めました。

なぜ重要か:

昨年優勝したメキシコシティでの好スタートは、厳しいシーズンを戦うフェラーリにとって、早い段階での自信につながるものです。レッドブルにとっては、若きアーヴィド・リンドブラッドの印象的なパフォーマンスが、彼らの堅実なドライバー育成プログラムの強みを示唆し、将来の才能の存在を匂わせています。また、このセッションは、タイトル争いのライバルとして唯一走行したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)にとっても重要なデータ収集の機会となりました。彼は、直近の不振を経て、勢いを取り戻したいと考えています。

詳細:

  • ルクレールのペース: シャルル・ルクレールは1分18秒380でセッションをリードし、メルセデスのキミ・アントネッリより0.1秒速いタイムでした。
  • ルーキーの参加: F1の規定により、9名のルーキードライバーが参加しました。この規定は、各チームがシーズン中に2回のプラクティスセッションで経験の浅いドライバーを走行させることを義務付けています。これは、若手ドライバーたちがトップクラスのマシンで走行経験を積む機会となりました。
  • リンドブラッドの台頭: F2ドライバーである18歳のイギリス人、アーヴィド・リンドブラッドは、マックス・フェルスタッペンのレッドブルで走行し、ルーキーの中で最も際立った存在となり、総合6位という印象的な結果を残しました。この活躍は、来シーズン、レッドブルのジュニアチームであるレーシングブルズ(Racing Bulls)でのシート獲得の可能性についての憶測を呼んでいます。
  • ピアストリのセッション: チャンピオンシップリーダーのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、トラックにいた唯一のタイトル争いのライバルであり、4位でセッションを終えました。彼は、ランド・ノリスに14点、フェルスタッペンに40点のリードが縮小した状況を踏まえ、収集した初期データを最大限に活かしたいと考えているはずです。
  • レッドブルのアップデート: レッドブルは、モンツァで初公開されたアップデートされたフロアを含む、さらなるアップグレードをRB21に導入しました。これは、彼らのパフォーマンス向上に貢献したと評価されています。
  • その他の注目選手: ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が3位、ガブリエル・ボルトレート(ザウバー)が5位でした。ザウバーは、両方のレギュラードライバーを走行させた唯一のチームとなりました。

全体像:

メキシコシティGPは、F1シーズンの白熱したタイトル争いにおいて重要な局面を迎えています。ルーキードライバーが参加するプラクティスセッションは、必ずしもレースペースを正確に反映するものではありませんが、ルクレールのパフォーマンスはフェラーリのポテンシャルを示唆し、リンドブラッドの活躍はレッドブルの層の厚さを示しています。今後は、プラクティス2に焦点が移ります。ここでは、レギュラー全ドライバーがトラックに戻り、週末の準備を本格的に開始します。

今後:

フェルスタッペン、ノリス、ハミルトンを含む全レギュラードライバーは、金曜午後のプラクティス2でトラックに復帰します。その後、各チームは土曜の予選、日曜の決勝レースに集中します。チャンピオンシップ争いが激化する中、各セッションでレースの緊張感は高まっていくでしょう。

元の記事 :https://www.skysports.com/f1/news/12433/13456667/mexico-city-gp-charles-leclerc-...

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