
F1 2026年シーズン、バルセロナ初プレシーズンテストの主要ポイント
要約
F1 2026年レギュレーション時代の初非公開テストがバルセロナで終了。メルセデスが初期ベンチマークを確立、フェラーリは強力な可能性を、レッドブルの新エンジンは信頼性で注目を集めた。アウディとキャデラックは苦戦し、新型マシンは爆発的な直線性能を示した。次なる目標はバーレーン最終テストへ。
F1 2026年レギュレーション時代における初の非公開テストがバルセロナで幕を閉じた。メルセデスが初期のベンチマークを確立し、フェラーリは強力な潜在能力を示し、レッドブルの新自社製エンジンは驚異的な信頼性でライバルたちを驚かせた。アウディやキャデラックといった一部チームは大きな課題に直面したが、新世代マシンは爆発的な直線速度と独特のエンジンサウンドを披露し、来るべき重大なシーズンの舞台を整えた。
なぜ重要なのか:
このテストは、根本的に新しくなる2026年技術レギュレーションに関する初の実走データを提供し、競争秩序や、どのチームが開発サイクルを最も効果的に開始したかについての重要な手がかりを示した。特に新規参入メーカーの新パワーユニットの性能と信頼性は、今シーズンの主要なストーリーラインとなるだろう。
詳細:
- メルセデス、基準を示す: ブラックリーを拠点とするチームは、ほぼ完璧なテストを消化し、最多走行距離(1,132周)を記録して初期性能のベンチマークを確立した。ドライバーからの新型マシンのドライバビリティとエンジン性能に関するフィードバックは慎重ながらも前向きなものだった。
- フェラーリの堅実な準備: 悪天候によりトラックタイムを失ったにもかかわらず、フェラーリは2,000kmを走行し、ルイス・ハミルトンのトップラップタイムでテストを終了。さらなる開発が残る「Spec-A」マシンと評価されるチームのSF-26は、機敏でよく準備された印象を与えた。
- レッドブル・パワートレイン、期待以上: レッドブルの新自社エンジン部門(RBPT)は期待を上回るパフォーマンスを見せ、ジョージ・ラッセルはその信頼性を「印象的」で「驚くべき」水準と評価した。レッドブルとレーシングブルズともに、軽微な問題のみで健全な周回数を完走した。
- アストンマーチンの未知数: エイドリアン・ニューウェイ初のアストンマーチンデザインであるAMR26は、視覚的に独特で根本的に異なる構造を誇る。極端に遅い到着と疑われる過体重状態は、その真の潜在能力がグリッド上で最大の未知数であることを意味している。
- 新規チームの苦戦:
- アウディは、複数のレッドフラッグと限定的な走行に悩まされる困難なテストを経験し、プロジェクトリーダーのマティア・ビノットがテスト後の「To-do」リストが今までで最も長いと述べて終了した。
- F1最新チームのキャデラックは「問題解決フェーズ」に集中し、3日間すべて走行したチームの中で最も遅いラップタイムと最少走行距離でテストを終えた。
- 2025年トップチームの明暗: マクラーレンとレッドブルは中程度のテスト結果に終わった。レッドブルはイサック・アジャールのクラッシュで1日を失い、マクラーレンは貴重なトラックタイムを失わせる「小さくても煩わしい」問題に悩まされた。
- マシンの特性: ドライバーたちは、ダウンフォース減少によるコーナリング速度の低下を報告したが、驚異的な直線加速性能については言及した。また、マシンはウェットコンディションでより困難になると説明された。
今後の展開:
現在、すべての注目はバーレーンで行われる最終プレシーズンテストに向けられている。チームはより確定的なアップグレードパッケージを持ち込む予定だ。
- メルセデスとフェラーリは強力なスタートを確固たるものにしようとし、レッドブルとマクラーレンは失った遅れを取り戻し、より多くの性能を引き出すことを目指す。
- アウディとキャデラックは、問題の多かったバルセロナテスト後、大幅な信頼性向上を示す必要に迫られている。
- アストンマーチンの開発競争は、シーズン開幕戦メルボルン前に重量削減とニューウェイの革新的なコンセプトを洗練させる作業において極めて重要となるだろう。
元の記事 :https://www.the-race.com/formula-1/11-things-we-learned-from-f1-first-2026-test/





