
ジョージ・ラッセル、メルセデスでの大幅昇給でF1トップクラスの稼ぎ手に
要約
ジョージ・ラッセルはメルセデスとの契約で年俸3000万ドルを得ると報じられ、F1のトップ稼ぎ手の一人となった。これは、チームの将来戦略と2026年レギュレーションを見据えたチームのラッセルへの高い期待を反映している。
ジョージ・ラッセルがメルセデスとの基本給で700万ドル(約10億4000万円)の大幅な昇給を得ると報じられており、来シーズンはF1で最も稼ぐドライバーのトップ4に名を連ねることになりそうだ。このニュースは数ヶ月にわたる憶測を経てのもので、メルセデスは今週初め、イギリス人ドライバーのラッセルがブラントリー拠点のチームに残留することを認めている。
なぜ重要か:
- ラッセルの新契約と報道された昇給は、今シーズン、メルセデスのエースドライバーとしての役割を担った彼のF1における地位の高まりを浮き彫りにしている。グランプリ2勝を含む彼のパフォーマンスは、チームにとっての価値を明確に示している。
- メルセデスが多額の資金を投じることは、ルイス・ハミルトン後を見据え、2026年の新レギュレーションを見据えるチームが、ラッセルを将来の核として引き続き信頼していることを示唆している。
詳細:
- ラッセルの報道されている基本給は、2025年の2300万ドルから、今シーズンは3000万ドルに引き上げられる見込みだ。
- これにより、マックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン、ランド・ノリスに次ぐ、グリッド上で最も稼ぐドライバーの一人となる。
- 伝えられるところでは、フェルナンド・アロンソ、シャルル・ルクレール、オスカー・ピアストリを上回る年俸ランキングとなった。
- パフォーマンスへの集中:「来年、チャンピオンシップで勝つためにメルセデスが最善のチャンスだと信じている。僕にとって、それはお金やスポンサーデーよりも勝利への意欲が勝っている。勝ちたいんだ、そしてそれが僕の戦う理由だ」とラッセルは自身のモチベーションについて語った。
- 契約期間:情報筋は複数年契約を示唆しているが、「1年プラス1年」のオプション契約である可能性もあり、ラッセル自身はメルセデスでの継続が「常にパフォーマンス次第だ」と強調している。
- F1 2026 ドライバー年俸(報道ベース):
- マックス・フェルスタッペン(レッドブル):7500万ドル
- ルイス・ハミルトン(フェラーリ):5700万ドル
- ランド・ノリス(マクラーレン):3500万ドル
- ジョージ・ラッセル(メルセデス):3000万ドル
- フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン):2750万ドル
- シャルル・ルクレール(フェラーリ):2700万ドル
- オスカー・ピアストリ(マクラーレン):2590万ドル
- カルロス・サインツ(ウィリアムズ):1900万ドル
今後の展望:
ラッセルのメルセデスへのコミットメント、給与の増額、そしてリーダーシップの役割は、チームが2026年レギュレーションに向けて野心を抱く上で、彼を主要人物として位置づけることになる。チャンピオンシップ勝利に焦点を当てる彼の姿勢は、メルセデスの長期的な目標と合致しており、F1のトップへの返り咲きを目指すチームにとって、彼の役割は極めて重要となるだろう。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/george-russell-mercedes-contract-f1-rich-list