
フェラーリ元会長、2025年無勝利シーズンに「リーダーシップの欠如」を痛烈批判
フェラーリ元会長、2025年シーズンに「リーダーシップの欠如」を指摘
フェラーリの元会長であるルカ・ディ・モンテゼーモロ氏が、古巣であるスクーデリアに対し、「リーダーシップの欠如」と「強く決断力のある魂」の不在を厳しく批判しました。期待が高かった2025年シーズン、フェラーリは未だ一度も勝利を挙げられていない状況です。
なぜ重要か:
モンテゼーモロ氏の発言は、2000年から2004年にかけてミハエル・シューマッハが黄金期を築いた時代にチームを率いた人物であるため、大きな重みがあります。彼の分析は、2025年シーズン当初の楽観論や、7度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンという大型補強からの期待とは対照的に、チームの根深い問題を浮き彫りにしています。
全体像:
フェラーリは2024年シーズンをマクラーレンに次ぐ2位で終え、2025年はチャンピオンシップ候補と目されていました。しかし、現状は期待を大きく下回っています。
- マクラーレンの圧倒的優位: マクラーレンはコンストラクターズ・チャンピオンシップでフェラーリに337点差をつけ、独走状態です。
- ドライバーズランキング: オスカー・ピアストリ選手とランド・ノリス選手がタイトル争いを繰り広げています。フェラーリ最上位のシャルル・ルクレール選手は163点で5位、首位のピアストリ選手は324点。ルイス・ハミルトン選手は117点とさらに後方にいます。
- 未勝利シーズン: マクラーレン、レッドブル、メルセデスとは異なり、フェラーリは今シーズン、一度もレースで勝利していません。これまでの最高成績は、ルクレール選手のバーレーンGPでの2位です。
不振にもかかわらず、ティフォージ(フェラーリファン)の揺るぎないサポートは、イタリアGP前の「ドライブ・トゥ・モンツァ」イベントに数千人が集まったことからも明らかです。このイベントでルクレール選手は4位、ハミルトン選手は6位でした。
詳細:
モンテゼーモロ氏はスカイ・イタリアの取材に対し、フェラーリが「現時点で一度も勝てていない」と述べ、フェラーリのようなチームは単なるレース勝利ではなく、ワールドチャンピオンシップを争う必要があると強調しました。
彼は特にリーダーシップの不在を指摘しました。
- 「今日のフェラーリにはリーダーがおらず、リーダーシップもなく、何よりも強く決断力のある魂を欠いています。」
- 彼はチームが「しばしば過剰な期待を生むような発表をする」と批判しました。
- 彼の哲学:「まず結果を出し、それから発表する」ことです。
フェラーリは現在、ジョン・エルカーン会長、ベネデット・ヴィニャCEO、そしてF1チーム代表のフレデリック・ヴァスール氏が率いています。
今後の展望:
モンテゼーモロ氏は、献身的なファンのために、変化を希望する意向を示しました。彼の批判は、現在のリーダーシップ陣に対し、大胆な発表を超え、具体的な結果を出し、フェラーリを再びチャンピオンシップを争う強豪へと導くことへの、計り知れないプレッシャーを強調しています。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/former-ferrari-chief-criticises-lack-of-leadership...






