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F1ライブ:ハーバート、スチュワードの判定に不満表明。ハミルトンは『F1』映画の続編について議論

F1ライブ:ハーバート、スチュワードの判定に不満表明。ハミルトンは『F1』映画の続編について議論

要約
元F1ドライバーのハーバート氏が、メキシコGPでのスタートラップにおける緩い判定を批判し、より厳格な裁定を求めた。一方、ヒットした『F1』映画の続編について、プロデューサーがルイス・ハミルトンと議論したことが報じられ、F1の広範な人気が示唆されている。

元F1ドライバーのジョニー・ハーバート氏が、スタートラップでのインシデントに対するより厳格な裁定を求めている。特に、メキシコシティGPでは、マックス・フェルスタッペンやシャルル・ルクレールを含む複数のドライバーがペナルティなしでコースを外れる事態が発生したからだ。一方、『F1: The Movie』の成功を受け、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー氏は、エグゼクティブ・プロデューサーであるルイス・ハミルトン氏と続編のアイデアについて話し合うために会談した。

なぜ重要か:

ハーバート氏の批判は、フォーミュラ1におけるスチュワード(審判員)の判定の一貫性に関する継続的な議論を浮き彫りにしている。これはレース結果やドライバーの挙動に影響を与えうる。映画『F1』にとっては、続編の可能性が同スポーツのメインストリームにおける人気の上昇を示唆しており、ルイス・ハミルトン氏の継続的な関与が、その真正性とリーチをさらに高める可能性がある。

詳細:

  • ハーバート氏のスチュワード批判: ジョニー・ハーバート氏は、スタートラップのインシデントに対するスチュワードの寛大な対応に強く異議を唱え、トップドライバーはタイヤが冷えていたり、レース序盤の混乱があったりしても、責任を問われるべきだと主張している。同氏は、現在の対応がドライバーに「ルールをなめさせる(甘く見る)」ことや、緩い執行を悪用することを助長していると考えている。
  • メキシコシティでのインシデント: メキシコシティGPのターン1では、レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手やフェラーリのシャルル・ルクレール選手を含む数名のドライバーが、ペナルティを受けることなくワイドにコースを外れ、芝の上を走行した。両選手とも最終的には表彰台を獲得した。
  • 『F1: The Movie』の成功: 今年6月に公開されたこの映画は、ブラッド・ピットとダムソン・イドリスが主演を務め、全世界で約6億3000万ドルの興行収入を記録した。7度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトン氏は、エグゼクティブ・プロデューサーとして参加し、カメオ出演も果たしている。
  • 続編の議論: プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー氏はForbesに対し、最近ルイス・ハミルトン氏と会い、続編のアイデアを練ったことを認めた。この映画は予想外の幅広い層に受け入れられており、ブラッカイマー氏は試写会観客の80%がそれまで映画を見たことがなかったと述べており、従来のF1ファン以外にも成功したことを示している。

今後の展望:

ハーバート氏の要求が支持されるならば、スタートラップのインシデントに対するスチュワードの規定の見直しにつながり、より厳しいペナルティとクリーンなスタートが実現する可能性がある。映画『F1』においては、ルイス・ハミルトン氏のような関係者の継続的な関与による続編制作が、フォーミュラ1を世界的なエンターテイメント現象としての地位をさらに確固たるものにし、新規観客を引きつけ、従来のモータースポーツの枠を超えたブランド価値を強化することにつながるだろう。

元の記事 :https://www.gpblog.com/en/live/f1-live-herbert-frustrated-with-stewards-hamilton...

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