
アウディが規制の安定性を要求、フェルスタッペンのF1残留に影響か
アウディが次シーズンに向けたパワーユニット(PU)の配分比率について、規制の安定性を強く求めており、提案されている「60/40」への変更に反対する姿勢を見せています。この方針は、当該の技術的変更をF1残留の条件として掲げているマックス・フェルスタッペンにとって、大きな障壁となる可能性があります。
Why it matters:
アウディのような新規参入メーカーにとって、急激な規制変更に伴うコスト増は避けたいリスクです。しかし、この企業としての慎重な判断が、競技面で予期せぬ影響を及ぼしています。PU規制の変更にはメーカー5社中4社の同意が必要ですが、アウディに加え、フェラーリやキャデラックも難色を示しており、60/40への移行は事実上困難な状況です。これにより、この変更を残留の最低条件とする絶対的王者、マックス・フェルスタッペンの去就を左右するデッドロック状態に陥っています。
The Details:
- コスト要因: ゲルノット・ドルナーCEOは、コスト効率の向上とコストキャップの厳守こそが、安定した規制を求める最大の理由であると強調しました。
- イノベーションの壁: 新参者であるアウディは、開発における「学習曲線が急である」ことを認めており、開発計画を乱しかねない急な方向転換を極めて警戒しています。
- 投票権の壁: フェラーリとキャデラックもアウディと同様の懸念を共有しているとの報告があり、次シーズンに必要となる圧倒的多数の賛成を得ることは難しい見通しです。
- フェルスタッペンの条件: 3度のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンは、従来の50/50配分からの脱却を、今後の活動を続けるための譲れない条件として提示しています。
What's next:
ゲルノット・ドルナーCEOは2027年までに「最善の解決策」が見つかると自信を見せていますが、直近の不透明感は拭えません。メーカー側の財務的な現実主義と、トップドライバーを維持したいというスポーツ側の意向が激しく対立しています。妥協点が見いだせなければ、F1は2026-2028年体制への移行期に、マックス・フェルスタッペンという至宝を失う現実的なリスクに直面することになります。
元の記事 :https://racingnews365.com/audi-demands-f1-regulation-stability-in-max-verstappen...





